アセンションの時代

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「日本とは押せば引く国である」 by中国共産党

尖閣諸島の問題で、日中関係の雲行きが怪しくなってきている。特に中国政府の強行対応は、あまり興味を持っていないのんびり日本人には「どうして、そんなにムキになっているの?」という意外感さえあるかもしれない。
 
しかし、中国の対日外交交渉は常に一貫性を持っている。それは、「日本とは押せば引く国である」ということだ。つまりは、強気に対応すれば必ず折れるのが日本という国だという認識だ。これは暗黙でも何でもなく、中国政府内ではハッキリと常識的な認識だそうだ。
 
腹立たしいというよりも、妙に納得してしまうとともに何とも情けない話しである。
 
今回の問題にしても、日本政府は軽い気持ちで突っ張ってみただけなのであれば、あきらかに日本には分が悪い。しかしそれは、正しいか正しくないかという意味において分が悪いのではなく、パワーゲームの勝負としての分の悪さである。
 
そろそろ日本は、根本的な国のあり方を改める必要があるのではないだろうか。それは、何となくの理想論としての話しとしてではなく、断固たる決意を持って国を創る覚悟でである。
 
外国に寄生して、外国から利益を巻き上げる(貿易黒字)のが良い国であろうか?正しいか悪いかを主張しぬく事も出来ずに、パワーゲームに流されてしまっていいのだろうか?何も理解出来ていないままに、国際資本家たちの動かす金融システムで国民の財産を巻き上げられ続けていてもいいのだろうか?
 
現在の世界は、強欲資本主義崩壊・最終章の直前にあります。
 
政治家や官僚の人々は、崩壊後の新システムについての議論を水面下で着実に進めていて欲しいものです。
 
プラウトなどはそのたたき台として面白いのではないでしょうか。
いずれにしても、人々の価値観の転換が必須の条件となることは疑いようもないのではないかと、個人的には強く思います。