アセンションの時代

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センタリング

これまで私たちが向かうべき方向性と言うのは、「前であり上」でありました。

しかし、そうしたあり方は今後、「中心」へと変わっていくようです。

例えば組織と言うのは、これまでは「ピラミッドの形」で現され、上から下へと指示系統が作られていました。

しかし、これからはそうしたあり方も「円」へと変わり、重要な存在は中心に位置する事になります。

そうした組織のあり方を構成する各個人のありかたも、同じように変化していく事になります。

これまでは前または上を行く人々を真似て追いかけることが、一つの生き方としての方向性にありました。

しかし、今後はそれも自己の中心から湧き上がる、インスピレーションやフィーリングを重要な道案内人として生きていくことになります。

そして、私がエネルギー感覚において感じているのも、センタリングする事の重要性です。

エネルギー感覚を感じ始めた当初は、感じやすい「部分」においてエネルギーを感じます。それが拡大していくと、前や上に大きなエネルギーを感じとり始めます。

このように前や上に大きなエネルギーを感じ出すというのは、これまでの人間のあり方と言うものを良く現していると思います。それは、前や上に大きなエネルギーがあるというよりも、前や上に人の意識が向かう性質を持っているということなのだと思います。

そこから更にエネルギー感覚が拡大すると、前や上に留まらず、後ろや下にもエネルギーを感じ始め、ハートを中心とした球体としてエネルギーを感じ始めます。

この時、瞑想状態ではその様に感じるのですが、半瞑想状態では脳もエネルギー感覚の1つの起点になります。ハートは太陽のように四方に広がり、脳は月の様にギュッとそこに存在しているようなエネルギーです。

このようにハートを中心にエネルギーを球状に感じるようになりだすと、エネルギー感覚が自分を包み込んで(あるいは自分がエネルギー感覚となって)次元感覚が出てきます。

前や上にエネルギー感覚を模索している時には、もっと前にもっと上にとなるのですが、エネルギー感覚が球状になると、前後上下のバランスを取って中心に集中し、そこからより深く入っていく感じになります。

少し前に書いたことがあるのですが、目を瞑って見るという時に前ではなく中心で見る感覚だと書いたことがあります。

これまで何かが見えてくるときと言うのは、前に小さな何かが見えてそこに意識を集中する事で、それが少し広がって形になるという感じだったのですが、最近はそれよりも、中心で面として感じる事によって見える感覚を模索しています。

それは夢を見る感覚だと思います。夢は前ではなく、おそらく中心で見ており、もしかしたら夢は松果体で見ているのかも知れませんね。

それから今思ったのですが、頭部にエネルギーが集中しているときと言うのは、「不安」に囚われている時などが多いかも知れませんね。

ハートに比重が傾いている時には、不安を感じていないと思います。

例えば今でも、少し不安に思っていることがあるんですね。その不安感を消し去ろうとすると、エネルギーの中心が頭部からハートに移るんです。

そして、まったく不安の無い状態になるんですね。しかし、やる事はやらなければダメでしょうって感じで、脳が不安の状態に引き戻すのです。

これは結局、役割分担におけるバランスが取れていないという事だと思います。

マインドの言い分も正しく、それはそれとして聞き入れる必要があるのですが、不安を感じるという事は、マインドが出しゃばりすぎているということだと思います。

あくまでも主導権はハートに委ねて、マインドはアドバイザーとして機能するべきなんですね。この次元世界での道案内人です。あくまでも当事者はハートでなければならないんですね。

取りあえず、目先はその辺のバランスと関係を意識して見ようと思います。多分、それによって「不安」というものはあまり縁の無い感覚になっていくような気がします。

以前に比べると、かなり不安と言う感覚がなくなって来ている感じがしますが、もう一分張りして綺麗に消してしまいたい所です。