アセンションの時代

2019年4月以降の主な更新はhttps://sunamibaku.blogspot.com/へ移転してます。

(2)今から崩れ行く世界

(2)経済システム

私たちの社会の経済的なシステムは、資本主義であり市場経済であると言えます。

資本主義の資本とはこの場合「お金」の事であり、まず、基本としてお金ありきのシステムなのです。

資本とは資本金の事であり、つまりお金持ちが出資した出資金の事です。

あなたも出資した?

先日の記事では利息の事を書きましたが、貯金のある人は利息を受け取っており、株を持っている人は、企業に出資しているに等しいです。

しかし、それは全体のシステム上の仕組みから見たとき、その様な個人の受け取る利息や出資の配当など、大きな大木の枝葉の葉にもなりません。それは、大きなシステムの表面で行ったり来たりを繰り返しているさざ波のようなものです。

資本主義の資本とは、大金持ちの金融マフィア等が出資しているお金がそのシステムを支えているのです。

資本を出資しているのは株主であり、金融マフィア的な人々です。資本主義とは言い方を代えれば「株主第一主義」なんですね。

利益が上がらなければ、労働者をリストラして切り捨てるのは、資本主義においては当たり前のことなのです。

誰がこの資本主義を生み出したと思いますか?聖人君子が人々のためを思って、つくりだしたシステムとでも・・・?(笑)

資本主義は、やはり金持ちが自らの利益を生み出すためにつくりだしたシステムなんですね。

リスクの高い一方で、莫大な儲けを期待できる事業を行う時に、金持ちがリスクを分散するためにお金を出し合って、命知らずの労働者を利用して事業に挑んだ事がその始まりなのです。

労働者は、人生の大半を労働に費やして、日々の小銭稼ぎに一生を捧げます。そして、不況になればバッサリとリストラされるのです。

その一方で、お金を出資した金持ちは、出資したお金は企業に形を変えてそのまま自己の財産として残り、何もしなくても企業が利益を上げれば配当金として新たなお金が流れ込んできます。

そして、利益が上がらなければ、リストラ等の経費削減などを急き立てます。

その一方で、私たちの経済システムは市場主義という側面も持っています。市場原理に任せようというものです。

例えば、地元の人々の小さな事業を保護するために、行政は様々な規制をもうけ、入札などでも、地域の事業者などが優先されていました。かつては。

しかし、市場の原理に委ねるべきだということで、そうした規制や談合的な調整は排除され、お金を唯一の物差しとして市場原理が幅を利かせることとなりました。

世界の経済市場は、これによって巨大企業の草刈場となったのです。やりたい放題ですね。

地元企業が利益を上げれば、その利益は経営者・労働者の生活や事業活動の中で再び地元に落とされる事になり、地域内でお金が循環する仕組みが成り立つのです。

しかし、巨大企業と言うのは、地域の外からやってきて、その地域で利益をあげるとその利益を本社役員、株主等の下へゴッソリと持っていってしまうのです。つまり、地域からお金が毎年のように抜き取られ続けているのです。

そうして抜き取られたお金は、まず、その地域へ戻ってくることはありません。地方経済と言うのは、出血し続ける重病患者なのです。

それを世界規模にまで拡大し、世界のトップ企業の株主が、世界中から富を吸い上げる事を目指したのが、グローバル化です。

今、経済が表面的にも崩壊を始めますが、世界中の地方からお金を吸い上げ続けた結果、世界中が不況になってしまったという、まったくもっておバカな話なのであり、必然的な崩壊なのです。

闇の勢力としては、この崩壊を利用して、完全な世界支配体制を目論んでいた訳なのですが、その可能性は今はもうありません。つまり、うまくいかなかったという事です。

だからと言って崩壊はもう止まらず、闇の勢力も、世界に断末魔の一撃を食らわそうと動いている所です。

今から崩壊する経済システムと言うのは、こういうシステムなんですね。

ものの見事に、分離に基づく3次元的なシステムだったのです。崩壊して当然なんですね。

あなたは、このシステムの崩壊を避けたいですか?それとも喜びますか?(笑)

崩壊後にはやはり、金融システムと同様に、旧来のシステムを復活させようとする動きと、新しい調和的なシステムを構築しようとする動きとが表れます。

人間の脳は、状況をキチンと把握していないと、基本的に過去を肯定して過去に戻ろうとする性質を持っています。

私たちは、キチンと状況を理解して、新しい調和的なシステムの構築へ参加しなくてはならないんですね。

市場主義に働くのは競争原理です。経済競争とは、生活を賭けた、間接的な殺し合いなんですね。

競争しないと人間はなまける。そうでしょうね。3次元ではそうでしたし、3次元を選択する人々はこれからもそう思い続けることでしょう。

ところで、あなたもそう思いますか?(笑)



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