アセンションの時代

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陰謀論は「怖くない」

陰謀論と言うものが、書籍やネットの世界には多く出回っています。

そうしたものの全てが真実だとは到底思いませんが、しかし、私たちの常識がひっくり返ってしまうような陰謀が、この世界には張り巡らされているのは事実だと思います。

それは主に、私たちはごく一部の「金貸し」達に支配されているという構図です。

私たちがこうした話に触れたくないのには、それなりのもっともな理由がいくつもあるのです。

・ 不安になり恐ろしくなる
・ 大手マスコミはそうは報道していない
・ 学校ではそんなことは教えてくれなかった
・ 考えてもどうしようもない

その結果、私たちはそうした社会の中で、とにかくまず生き残るために、体制に疑問を抱くような無駄な労力は使わずに、ただ、日常の仕事に追われて生きてきたのです。

しかし、上記の4つの理由は、陰謀に目を瞑るための理由であって、陰謀を否定するものではないんですね。

大手マスコミというのは、「金貸し」達の所有物であって、常識的に考えて自分たちの陰謀を報道するわけがないんですね。

学校教育もまた、「金貸し」達の資金で成り立っている学会から降ろされてくるものであり、真実である陰謀ではなく、たてまえとしての仕組みを都合よく解釈させているだけの事なんですね。

例えば、ある歴史に残るような経済論を発表した学者は、冴えない学者だったけれど、後ろに「金貸し」がついて学会に押し上げられ、会報誌で大々的に取り上げられ、強引に世間に押し出された訳であり、金貸しの意向で歴史に名を残しているんですね。

本当に経済を理解している学者たちは、個人的な書簡の中で、将来的にはいつか他の学者(歴史から抹殺された)こそが人々の注目を浴びる時代が来るだろうと書いていたりするんですね。

こうした話は、あまりにも普通すぎて、何の特殊性もない話しです。普通にこれが私たちの世界の仕組みなんですね。

すると私たちは、不安を感じ恐れ、目を逸らしたくなるのです。そして、消極的ながら現状維持・体制維持派となるのです。なぜなら、私たちのマインドは変化を恐れるからです。

その様にして、どのような位置づけで組み込まれているかはともかくとして、私たちは自らの本心に反して、搾取的・競争社会の中に組み込まれています。

しかし、冷静に考えてみて下さい。

支配者である「金貸し」が何人で、支配されている私たちが何人なのか?

支配体制は世界規模に及び、私達、支配される者の数は軽く70億人を超えています。つまり、世界人口の殆どですね。

では、支配している者たちは、一体何人いるのでしょうか?

実際それが何人になるかは知りませんが、本当に微々たる人数でしょう。例えば数万人とか、その中でも本当の力を持っているのは、数十人とかいるレベルかも知れませんね。

彼らはこれまでは、マスコミや学会で完全に世界の情報をコントロールし、人々を完全なマインドコントロール下に置いてきたのです。

しかし、インターネットが世界の人々を繋いでしまったんですね。

それによって、支配が簡単になると思っていたのですが、大変な事になってしまいました。(笑)

これまでは陰謀が暴かれても、自分たちの支配する情報網に乗せなければ、それを伝えることは出来なかったのです。自分で周囲の人々に話したところで、マインドコントロール下の大衆は、「頭のおかしい人」として相手にしなかったのです。

ところが、そうした現実に疑問を持ち始めた世界に散らばる数少ない孤立した人々が、インターネットで繋がり始めたのです。

その繋がりは爆発的に拡大を続け、今や状況をひっくり返そうかという所まで来ているのが現状なんですね。

私たちは「日本語」という、言語を持っており、そうした世界に繋がりながらも、繋がりがまだまだ希薄なんですね。だから、あまりそうした実感を持たずに、これまでの常識の中で生きる傾向にあります。世界情勢に疎いという事ですね。

それは、ある意味では簡単には支配体制に組み込まれにくく良い事だったのですが、ある意味では変化を察知するのが苦手なんですね。

私たちはそうして陰謀を知ったとき、恐怖を感じ目を瞑りますが、そうした事実に集団として気付き始めると、様々な抵抗を始めます。

しかし、抵抗は抵抗を生むんですね。

70億人が1万人に抵抗して、何が問題かと思われるかも知れませんが、70億人の人々も、搾取社会の中で力を持っている人ほど、そうした搾取社会に強く組み込まれその恩恵も受けているのです。

当然、そうした人々は、大衆の抵抗に抵抗し返す事になり、金貸し達にしてみれば、お互いが潰しあって疲弊し、そして自分たちの支配は磐石となることを今は望んでいるのです。

本当は、より完璧なシナリオを目指していたのですが、それが失敗しつつあるために、逃げるように方針転換を始めているんですね。

支配される者同士が勝手に潰しあってくれれば、これ幸いという訳です。

だから、あまり抵抗しない方がいいんですね。

これは、諦めではないんですね。

最大の抵抗は「無視する」ことなのです。

70億人が1万人とそこに強く組み込まれた1億人を無視すれば、彼らは社会的な影響力を失っていくんですね。

ただ、無視することに全力を傾けてはダメですよ。例えば、税金はもう払わないとか、反社会的な手段を肯定するわけでもないですよ。歪めて受け取らないでくださいね。

ここで言う無視とは、特別な抵抗活動はしないということです。気にもかけないという事です。

そして、自分たちで新しい調和的な仕組みを考え構築していけば良いのです。そうしたら、それを見た人々も、そこに調和的な心地よさを見出せば、それを受け入れますますそうした流れは拡大して行く事になります。

それは、そのままにして搾取・支配体制を手放して相手にせず、新しい調和的な仕組みに少しずつ乗換えが進んで行くということなのです。

私の言う「無視」とは、そうした柔軟な意味での無視であり、決して強硬なものではありません。

そんなことでは時間がかかるし、手っ取り早く搾取者をやっつけたいと思うかも知れませんが、急がば周れという訳です。

しかも、今は既にそうした搾取者たちの支配体制が実際に激しく崩壊を始めているところです。この状況は、支配体制を放っておいて自分たちの新しいシステムを構築するには最高の流れなんですね。

間違っても、システムにより深く組み込まれた支配される者たちと大衆が潰しあって、搾取者たちの望む泥沼状態を作り出さないことです。

陰謀論は相手にしないに限ります。そうしたものは実際に存在しますが、今や既に激しく崩壊を始めているのです。私たちが下手に手出しをしなければ、間違いなく崩壊する事でしょう。

私たちは、それに関わらずに、新しい調和的なシステムの構築に意識を集中していく事が何よりも大切です。

そして、それは5年10年という時間の流れの中で進めていくことだという事も忘れないで下さい。

私たちが流れを捉えるスパンと言うのは、極端に短くなってしまっており、今日明日をやり過ごすのに精一杯で、5年や10年という流れで世界と自分の変化を捉える事がなかなか出来ないんですね。

今日張り切って、明日には忘れているという事がないように、長期的な時間の流れの中で、こうした意識を維持していけたらいいですよね。