アセンションの時代

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エネルギーとしての「自己を知る」

新しい次元世界へと向かう上で、本当の自分を知ると言うことは、重要なポイントになるような気がします。

それは、現実的には単なる言葉上の綺麗ごととして、形式的に受け入れるに留まっていることが多いのかも知れませんが、私たちの本質は「無条件の愛」であるということです。

「無条件の愛」とは表現を変えれば、「高波動」であり「光」であるとも言えます。

言葉上の表現としては、様々な言い表し方がありますが、まあ、その本質的なところを抑えておくことが重要です。

例えば、ここでは話を進めやすいように、私たちの本質を「高波動」で表現してみます。

私たちは、「高波動」の存在なのですが、様々な経験を通して学びを深めるために、色々な低波動をまとってこの世界を経験しています。

例えば、ワクワクと高揚する気持ちの時などに、私たちは本来の高波動に近い状態にあるのですが、逆に怒りや悲しみに囚われた時には、その低い波動にまとわりつかれて、まるで自らが波動の低い存在であるかのように経験します。

しかし、本来の私たちは、実際がどうであろうとも高波動の存在でしかありえないのです。

低い波動というのは、この経験世界のマトリックスによって私たちに絡みついた、私たちではないものなのです。つまり、幻想とも言えるかも知れません。

そんな時には、その幻想を手放せばそれで良いようですね。

私たちは怒りや悲しみを、「自分」の一部として感じてしまいますが、それは「分離」という幻想が生み出す「恐れ」によって引き寄せられてきたよそ者なのです。

単にこうして字面を呼んでいると、単なる言葉遊びや思考ゲームとして終わってしまうことでしょう。

しかし、実際にその感覚を自己の内面に探求して見てください。

ワクワク・ドキドキ・イライラ・ムカムカ等々、そうした感覚は私たちのエネルギー体の波動状態が表現された1つの側面なのです。

ワクワク・ドキドキしている時、私たちのエネルギーは、強く大きく広がっています。そして、イライラ・ムカムカしているような時には、エネルギーは収縮的でスカスカの状態です。ただ、物質に囚われてその物質的3次元世界にのみ入り込んでしまっている状態で、高い波動のエネルギーを見失っているのです。

これらはいずれも、「高波動の私たち」が経験している状態なのですが、前者は私たちの本質を表現している状態にあり、後者は自己を見失い幻想の3次元世界に迷い込んでしまっている状態にあります。

そんな時には、そうした低い波動を手放し、高波動の自分を思い出し表現して見れば良いのです。

私たちは、3次元の現実が私たちの状態を決定すると思い込んで、様々な物理的現実に振り回されて生きてきました。

しかし、実際には私たちのあり方が、日常世界での現実を引き寄せているのです。

日常の現実を変えるには、日常の現実に働きかける以上に、自己のあり方を変える必要があるのです。

今の現実は、過去の自分が引き寄せたものです。

それをせっかちに、今変わって今引き寄せられないから、そんな戯言は信じられないとあせらないことです。

急がば回れで、多少遠回りに感じられても、それが一番の確実な近道なのです。

そして、波動環境の上昇により、その近道は、日々益々より近い道へと変化しているのです。