アセンションの時代

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アセンションをなぜ感じないのか?

水色クローバーZさんのリクエストで、なぜ地球の波動が上昇してきているにも関わらず、多くの人は何も感じていないのかということで書いて見ます。

(各個人のことについて、その人がどうこうという事はわかりませんので、あくまでも一般的な話として書かせてもらいます。)

このテーマに頷かれる方は多いのではないかと思いますがどうでしょうか?

しかし、ここでよく考えて見て頂きたいのです。

何も感じていないの「何も」というのは、具体的に何を指して言っているのかという事を。

あくまでも一般的な話として、おそらく「テレパシーや予知、エネルギー感覚、透視」等の超能力的なものや、あるいは「争いが無くなる、お金が必要なくなる、アクセクしなくて良くなる」等のように社会が良くなるというような事ではないでしょうか。

つまり、アセンションに興味を持つ人たちの間では、かなり色々な面からの誤解が広まっていると思うのです。

極端に言えば、アセンションとは自分の努力も必要だろうけれど、基本的には時間の経過と伴に波動が上がっていき、かなりドラマチックに世界が変化を遂げる。

具体的には超能力が使えるようになったり、社会がバラ色ハッピーになったりというようなイメージで広まってしまっているのです。

必ずしもその全てが誤りだという訳ではないのですが、一番大切な物事の本質がオイテケボリになってしまっているんですね。

超能力や社会の変化というのは、言って見ればアセンションの「付属品」であって、「本体」ではないんですね。その「本体」というのは、「自分のスピリチュアル的目覚め」なんです。

本体の無い状態で、付属品が機能し始めるのを待っていても、それはなかなか難しい話なのです。

例えば、ライトボディになって、エネルギー的な高次元の世界を経験できる・・・などというのは、ライトワーカーなど一部の人の話であって、私たちほとんどの人にとっては、それは今から1000年くらいを4次元密度で過ごした後に5次元へ再度アセンションする時の話なんですね。

私たちはまず、4次元密度を目指している訳で、それは3次元密度の延長の世界です。もちろん、波動の上昇によって様々な変化は起こり始めますが、それは数年~数十年かけて徐々に起こっていくものがほとんどです。

なぜ、徐々にかと言えば、地球の波動が既に4~5次元以上の世界にまで広がっていたとしても、私たちの波動がそれについて行っていない為に、私たちにはそれが感じられないのです。

どうやったらついて行ってその高次元を感じられるかと言えば、スピリチュアル的に目覚めて自分の波動を上げるしかないのです。

しかし、そうしたスピリチュアル性は突然に目覚めるものでもなく、時間をかけてこれまでの固定観念を手放して新しい世界観を理解して・・・というように時間がかかって徐々にしか進まないことが一般的なのです。

従って、私たちにはそうした波動上昇による世界の変化が徐々にしか感じられないし、知識が先行していたり、そもそもスピリチュアルに関心を持っていないと何も変化が感じられないように思えてくるのです。

アセンションを理解している人は、自身をスピリチュアル的に成長させることに圧倒的な関心を持っている人たちです。超能力とか社会の変化は二の次で、まず、自身が精神的進歩を遂げて、より良い人生を経験していきたいということに意識のほとんどを向けている人たちが、アセンションの波の先頭にいる人たちです。

もちろん、これは競争ではなく、自分の位置をキチンと経験することに最大の意味がある訳ですが。

私たちの4次元へのアセンションを、超能力やバラ色の社会変化で感じ取ろうとしない事が大切だと思います。

個人差はかなりあると思いますが、超能力や良いと思える社会変化も数十年かけて徐々に進んでいく話であって、しかも前提としては、自己のスピリチュアル的な目覚めが進まなければなりません。

従って、私たちが「最も感じるアセンションの表れ」というのは、自己のスピリチュアル的目覚めなのです。それを感じるようになって始めて他のものを感じられる可能性が高まってくるのだと思います。

そして、変化は十年などの時間の中で起きてきますので、現状という「点」の中に変化を探してもそれに気づくことは困難です。

過去・現在・未来という流れを一体的に感じることで、今起きていることによって未来が変わり始めているという事を感じ取るのです。

現在、そこかしこで起きている社会変化は、過去からの継続を不可能とするものばかりであり、明らかにこれまでの延長から未来は大きく変わり始めています。

また、波動や次元という話を人にしても、一般的な話としてそうした世界の捉え方はまだまだ普通の人には通じません。

人にはそれぞれ各自のペースがあり、多くの人は私たちの様にワクワクと先を急いではいないのです。それは良い悪いという問題ではなく、各自の選択でありその人の選んだその人の経験であり、それを尊重してあげれば良いのです。

つまり、アセンションに対して、あまり結果や証拠を求めるのは得策ではありません。

アセンションに対するコツは、「ワクワク」を楽しんでいくことです。自分が興味を持って取り組めることを楽しんでいくことで、夢が実現しやすくなっているのです。それは波動上昇による変化であり、そうした行動を積極的に取り始めている人たちは、既にそうした面からもアセンションを実感し始めているのです。

これは、競争でも義務でもありません。

結果や証拠を求める気持ちは脇において、取り合えず自分の中にワクワクを見つけ出し、それを楽しみながら育てていくことが結果としてアセンションを加速させることになるのです。

こんな感じですが、どうでしょうか?



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