Ｑ 選別があるの？
ご質問いただきましたので、文字数の関係もあり、今回は記事として返答させていただきます。
まず、アセンションに関連して、「選別」があるのかと言う事なのですが、自分達が高次元の存在等によって選別されると言う事はありません。
ただ、ものの見方によっては、その様に選別と見る見方もあるのですが、それは「３次元的なものの見方」によるものです。
私達が経験してきたこれまでの世界では、主体は自分の外側の世界にあり、自分はそれに振り回される小さな存在として捉えられて来ました。
しかし、それは３次元に特有のものの見方であって、実際には私達の経験している世界の主体は、「自分」にあるのです。
それに気付くことが、４次元への大きな一歩になるのです。
「選別」というのは、３次元に残る人たちの発想としてはありえるのですが、４次元に進む人たちの発想ではありません。
４次元に進む人たちは、何者かに「選別」されるのではなく、自分で「選択」する事が大切なのだと言う事に気付く必要があります。
３次元の世界では、自分の外側に主体があるのですが、４次元の世界では、自分の内側に主体があるのです。それが、「選別」と「選択」という違いになって表れるのです。
「選別」されると言う（思い込みによる）経験によって３次元に残る人たちもいますし、「選択」する事で４次元に進む人たちもいます。
どちらを選択するかは、それぞれ各自「個別の問題」だと言えます。みんなで選ぶものではないのです。
もしかしたら、質問をされたやまさんは、混乱してしまっているかも知れませんね。他の人たちも、もし混乱されているようでしたら、この記事で全てを理解しようと焦らずに、色々な情報に触れる中で自分にとっての真実を試行錯誤してみるのが良いと思います。
世界はエネルギー的に存在しているために、物理的な発想で理解するには限界があるのです。
良い列車とか、悪い列車と言うのは無いんですね。あるのは、自分が選んで乗った列車だけなのです。乗らなかった列車の事を色々考える必要はないんですね。それは自分とは関係の無い事なのです。
しかし、自分の乗った列車が嫌なのなら、自分にとってより良い列車を自分で選びなおせば良いだけの事なのです。
列車とは目の前の経験世界を例えたものであり、誰から与えられたのでもなく、自分の波動が引き寄せた（自分が選択した）ものなのです。
争いばかりで嫌だと思うのなら、自分が調和的になれば良いのです。自分をそのままに放置して、自分の周囲にばかり調和を求めると言うのは、「依存」という低い波動の持つ特徴であり、どうしても争いなどが引き寄せられやすい事になります。
世界を変えれば自分が変わると言うのが３次元の波動による発想で、自分が変われば世界が変わると言うのが、４次元の波動による発想です。主体がどこにあるかと言う事が大切と言う事です。
アセンションが失敗に向かっているというのも、正しくもあり間違ってもいます。
つまり、アセンションと言うのは各個人に起こることであって、みんながどちらか同じ方を経験すると言うものではないのです。
それは、人によって違う世界を経験すると言う事なのです。ここでもやはり、物質的に世界を捉えると混乱してしまう部分ですが。大丈夫でしょうか？
大切なのは、自分がどちらを選択するかと言う事であり、他の人がどうするかと言うのは幻想であって、自分には直接的には関係ないのです。主体を自分に置いて、自分の人生を創造していく事が何よりも大切なのです。
あと、聖者が護摩をたくという話ですが、その人に限らず、現在の地球上では多くの人々が地球および人類の波動を上昇させるために活動をしています。
そうした人たちの努力は、私達が波動を上昇させるのに適した環境を生み出す事にあります。
つまり、その環境をうまく利用して、「自分で自らの波動を上昇」させなければ、せっかく整えてもらった環境にも意味は無くなってしまします。
私達は、お客様としてここに存在しており、聖者や高次元存在たちが私達を背負って高次元に連れて行ってくれる訳ではないのです。
そうした人々たちは、全力で高次元へ移行するための環境を整えてくれているのです。
「さあ、高次元に行きたい人たちは今がチャンスですから、調和に向かって力いっぱい駆け出してください！」
それが、高次元からの一貫したメッセージです。
４次元世界に行くと言う事は、大人になるという事なのです。それは、自分の世界に起こる出来事は、自分が波動的に引き寄せているのだと言う事を理解し、経験世界に起こる出来事に対して「責任」を持つという事なのです。
自分で引き寄せておきながら、これも嫌、あれも嫌、誰かもっと楽しい世界を用意してよぅ！と言うのは、自立できていない３次元的な魂の発想なのです。
全ては、自分しだいだと言う事を理解することが、最大級に大切です。お客さんのように、席に座って待っているだけでは、３次元の現実の中で出来事が流れていくばかりなのです。
難しく解説するとこの様になってしまうのですが、ぶっちゃけて言ってしまえば、自分が自然や周囲の人々と調和的にあれば、嫌でもアセンション・４次元が引き寄せられてくるという事です。
しかし、自分が調和的に仲良くある事を実現させずに、誰かがそうした社会を実現してくれるのを待っているだけでは、アセンションと言う流れには乗れないと言う事なのです。
全ては自分しだいであり、「依存」は手放さなければなりません。４次元へ進みたいのであればの話ですが。
とても簡単な事ですよ。心の底から仲良くすれば良いだけなのですから。多次元的な世界の仕組みなど、小難しい理屈なんて、知らなきゃ知らなくても、別に問題はないですよ。
