アセンションの時代

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アセンションに対する誤解

アセンションと言うエネルギー的な経験に対して、私達は物質的な経験から捉える誤解から、なかなか抜け出す事が出来ていないのかも知れません。

それは、これまでにも繰り返し書いて来ている事なのですが、アセンションは環境的に外から訪れて来るものではなく、自らの変化によって内側から引き起こされるものであると言う事です。

私達は、常に「今・ここ」に存在しています。

アセンションをしたからと言って、どこか別の場所へ行く訳ではないんですね。

アセンションと言うのは、「意識」によって「今・ここ」の中に捉えて来た経験世界を、3次元物質世界から4次元物質世界へと切り替えて行く事なのです。

それは、3次元対応であった私達の「世界観と感覚(五感)」を4次元対応のものにバージョンアップさせて、「今・ここ」にあり続ける多次元世界の、異なる側面を意識の中に捉え始めると言う事なのです。

そうしたバージョンアップの方法が、スピリチュアル的に目覚めて行くと言うことです。

全ては波動であるために、スピリチュアル性が高まれば、感覚や世界観も、それらによって支えられている経験世界そのものも波動が上昇し始め、それが次元上昇(アセンション)へと繋がって行くと言う事なのです。

スピリチュアル性以外の側面からも波動を高める事は出来るのですが、効率的に大きく波動を上昇させるためには、スピリチュアルと言う側面から取り組んで行く事が最も現実的な選択になります。

食事やパワーストーン、パワースポット等と言う取り組みも補助的には有効なのですが、それだけで波動上昇をするには限度があるのです。

そして、ソーラーフラッシュ等のイベントと言うのも、私達各自のアセンションと言う視点から見れば、明らかに「補助的な」要素でしかありません。

それは、「私たち自身の波動上昇」を強力にサポートするものではありますが、サポートはどんなに強力であっても、サポート以上のものにはならないのです。

そのために、まず何よりも、私達は自分自身で自らの目覚めを進めて行く事が、アセンションを実現する上での「最低限の必須事項」になるのです。

私がよく書くように、「お客さん気分でアセンションを待っている」のではないかと言う懸念は、そう言うところから来ているんですね。

どんなに強い追い風が吹いても、自ら適切な方向に走っていなければ、その風は何の助けにもならずに、ただ迷惑な強風にしか感じられません。

例えば、波動上昇に抵抗して、3次元の現実を必死になって握り締めているのであれば、仮に今回のアセンションには繋がらなくても、それは魂としてとても良い学びを生み出す事になります。それはそれとして、意味のある経験だと言う事が出来ます。

しかし、最も残念なのは、自分自身で何も変化を起こさずに、ただ「待っている」と言うあり方なんですね。

それでは、アセンションにも繋がらない上に、あまり魂として身になるような学びも生まれては来ないのです。

それは、ハイアーセルフや守護霊・補助霊等、物質世界の外側で見守っている存在たちに近いあり方であって、「この経験世界の当事者でありながら、当事者になれていない」状態なのです。

それはそれで、誰からも文句を言われるような事ではないのですが、せっかくの機会を手に入れながら、ちょっと勿体無いとも言えるのかも知れません。



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