アセンションの時代

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経験世界の分離

ウリッセさんのコメントから、今日のテーマを頂きたいと思います。

これから先、アセンションの過程を進んで行くにつれて、波動の異なる人たちとは日常生活の中で会う機会がなくなって行くと言う事について、わざわざ自分から距離を取らなくてもそれに委ねれば良いのかと言う様な事です。

そうした多次元世界のあり方と言うのは、エネルギー的に解釈をして行く必要がある事なのですが、私達は、それぞれに自分の波動と繋がっている未来へと向かって進んでいます。

それが、3次元の延長にある世界である人たちもいれば、4次元の新しい世界である人たちもおり、当然、そうした異なる世界に進んで行けば、いずれお互いの存在をそれぞれ自らの経験世界に捉える事は出来なくなって行きます。

その時、異なる波動を持つ相手と無理に離れようとしなくても、自分の波動上昇に集中して行けば、あとはそうした経験世界の分離によって自然に距離が取られて行くことになるのでしょうか。

基本的には、自分の波動上昇が上手く進み、相手が3次元の波動領域に留まる選択を変えなければ、何らかの成り行きによってお互いの関係は途絶えて行く事になります。

ただ、その時に気をつけなければならないのは、そうした見通しによって「ネガティブな関係への囚われ」を心の中から上手く手放し、「ポジティブに自分の波動を高める」事をメインに取り組んで行かなければならないと言う事です。

つまり、そうした見通しによって、ネガティブな側面を自分の中に抑え込み、待っていればいつか嫌な相手は離れて居なくなるはずだと言う予測に「依存」して、ポジティブな自分の成長がおざなりになってはいけないと言う事です。

例えば、それが知り合いである場合、そのネガティブな関係の中に自分を留める理由は何なのかと言う事が1つのポイントになるかも知れません。そうした関係は、自ら上手く距離を調整しやすい事柄であり、それでもそこに留まる事にポジティブな意味があるのかと言う事がポイントになります。

しかし、これが親子の関係等になると、ある程度は距離感の調整が出来ても、大きな変化をもたらす事は難しいと言えます。そうした時には、その様な見通しを心の中で上手く利用して、ネガティブな気持ちを和らげる事も1つの手だと言えるでしょう。

一番難しいのは夫婦の関係かも知れません。親子のように切れない関係ではないけれど、知人の様に簡単に切り離せる関係でもありません。

そう言う時こそ、「そうした見通しへの依存に比重が奪われていないか」「ポジティブな自分を成長させて行けるか」と言う点の判断が重要になると思います。仮に別れたとしても、ポジティブな自分を育てて行かなければ、結局は形を変えてネガティブな現実に囚われて行く事になります。

まとめとして言える事は、自分の人生の主導権をそうした見通しに与えて、それに依存するのでは良くありません。

しかし、そうした見通しを利用してネガティブな気持ちを上手く手放し、ポジティブな自分の成長に役立てて行くのであれば、それはそれでありだと思います。

特に今のような時代の中では、人間関係に悩みを抱えている人も多いことだろうと思います。しかし、自らをスピリチュアル的に成長させる上では、それ以上に適した環境は無いのかも知れません。

みなさん上手く、この困難の時代を乗り越えていけるといいですよね。



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