アセンションの時代

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宗教の問題点

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私たちの社会では、無宗教は批判する側で宗教は批判される側と相場が決まっています。今回は無宗教の問題点と比較する上からも、改めてその問題点を考えてみたいと思います。

現在の宗教は多くの矛盾を抱えています。そのひとつは神の神としての資質にあります。
・人間を不完全に創っておきながら、その不完全さを指摘しては罰を与える。(サディスティック性)
・自分を唯一神とし、他の神を崇めるものには容赦をしない。(排他性)
・自由意志を与えておきながら、お祈りの仕方からその方法、食べ物に至るまでをも指図する。
・悪魔を野放しにし、それらには手出しをしないで見てみぬふり。
あげ出したらきりがありません。人類が祈る神は、本当に神と崇められるだけの資質を持ち合わせているのでしょうか?その神は人間にも劣り、悪魔とも大差ない。

では、なぜ宗教はこの様な事になってしまったのでしょうか。私はその原因は大きく2つ在ると考えています。まず、ひとつは“組織”という名の魔物。宗教はその教えを広めるに当たって組織化し、宗教団体として成長してきました。そこで問いたい。宗教団体にとって最も大切なのは“組織”なのか“教え”なのか。答えは“組織”であろう。それは、時の権力者との取引により、組織維持のために教えをコロコロと変えてきた歴史を見れば明白であろう。そしてもうひとつは、伝言ゲームの答えにあると思います。伝言ゲームとはある物の特徴を違う言葉で次から次へと伝えていき、最後の人がそれはいったい何なのかを答えるゲームです。大抵は最初の答えとは大きくかけ離れてみんなの笑いを誘います。宗教も同じだとは思いませんか?

すべての宗教や信者がそうだと言うのではありませんが、日本で無宗教者が強く宗教を否定する理由がそこにはあるのではないでしょうか。しかし、宗教関連書物などには意味深く、人間の真実と在り方を説いた言葉が多く溢れているという現実までをも笑い飛ばす事は到底出来ません。それらの言葉はそのまま、宗教がいかに人類にとって有用かを語っています。しかし、今の宗教は先にも述べたように、このままでは頂けません。

人間の存在意義についての動画です。良かったら見て下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=e8dOEQEj0KA