アセンションの時代

2019年4月以降の主な更新はhttps://sunamibaku.blogspot.com/へ移転してます。

この世の仕組み

 この世はとかく2つの対立構造により成り立っていると考えられる傾向が強いです。例えば善と悪・光と闇などはその典型的な例ではないでしょうか。私は世界がうまく機能しない一つの理由は、そのような世界に対する認識の誤りにあると感じています。
 ここでいう対立構造とは、光と闇というのはまったく異なるものであるという考え方である。この考え方は現代を生きる私たちにとっては一見当たり前のように思える。しかし、実はこれが大きな誤解であると考えられるのだ。では、私たちは世界をどう認識する事がより良いのであろうか。それに対する私の考えは加減構造である。光と闇とはある同じものの程度を表した状態であると考えられる。つまり、光とは光子(光の最小単位)がたくさんある状態であり、闇とは光子の無いあるいは少ない状態である。つまり、対立するふたつの別々のものではなく、ある同じものの程度を表しているのである。実際に光は光子の事であるが、闇というものは存在しない。それは例えば暗黒物質というようなものがある状態ではなく、光子の無い状態である。世界は基本的にこのような認識の基になりたっているのではないだろうか。重いと軽い、長いと短い、愛と悪なども同様である。
 私が対立構造的な考えではいけないと思うのは、愛と悪に対する誤解によるものである。加減構造的な認識に基づけば、愛とはまさに愛のある状態であり、悪とは愛の無いあるいは不足した状態である。こうした認識に基づけば、悪に対する基本姿勢は愛を与えることであり、愛を与え増やすことにより悪でさえも愛に変わっていくことが出来るのだと容易に理解できるであろう。しかし、現在の対立構造的な認識の基では、正義の味方が悪をやっつける。つまり、愛と悪とは根本的にまったく異なった存在であり、悪に対する基本姿勢はそれを排除する事となる。したがって、戦争や争いが絶えることはありえない。
 ああ、そよ風に吹かれながら芝生の上に寝ころんで、花見団子が食べたいなぁ。土曜日は子供と散歩にでも出かけようかな。

人間の存在意義についての動画です。良かったら見て下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=e8dOEQEj0KA