アセンションの時代

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中国バブル崩壊・日本財政危機・欧米サブプライム問題

かねてから世界経済を揺るがす大きな火種として取りざたされてきた、三つの問題のうち二つの火種がついに発火しました。

ひとつは言うまでも無くアメリカのサブプライム問題。日本ではみずほ証券の1000億円の損失や野村證券の損失が取りざたされていますが、野村證券についてはすでにこの問題をクリアーしており、みずほ証券においてはまだまだ拡大するであろうものの、国内の金融危機をを招くような心配はないと思っています。この問題により金融危機を招く可能性を秘めいているのは欧米のみでしょう。そろそろ、金融商品のありかたについて、何らかの規制をかけるべき段階に差し掛かっているのではないでしょうか?現在の金融市場はギャンブルと同程度にたちが悪くなっています。アメリカ主導にそろそろストップをかけ、地に足の着いた市場を取り戻すべきです。

もうひとつには、中国のバブル崩壊があります。北京オリンピックまでは政府が守ってくれるという迷信が蔓延っていましたが、案の定、オリンピック前に株式市場が崩壊を始めました。本格的なものはオリンピック明けになるかもしれませんが。これは、外需主導で景気を維持している日本にとっては深刻な問題です。1929年のアメリカのバブル崩壊、1989年の日本のバブル崩壊、そして2007年の中国のバブル崩壊。きっと後に、近代世界の3大バブル崩壊といわれるんじゃないかな?

そして、日本の財政危機。これだけはあいも変わらずくすぶり続けていますが、バブル的な外需に支えられて延命されていただけに、上記の2件によりそろそろ動き出すんじゃないかな。おりしも、2008年は色々な問題が重なり、財政破綻が強く叫ばれている年。

株式市場や為替市場ではすでに大きな波がうねり始めています。こんな大混乱を最高に楽しんでいる人たちもいるんですよね。混乱の時代、結局、頼れるのは自分と家族だけ。知識と経験をしっかりと蓄えておきたいですね。