アセンションの時代

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世界中が・・・ヤナ感じ~!

いよいよ、世界は不味いことになってきましたね。私は最近、年金暮らしの自分の親にこう言います。「世界恐慌へのカウントダウンはもうゼロになったよ。今日、まだそれが起こっていないのは単なる誤差でしかないんだよ。」と。親はあまりまともには聞いていません。まあ、それが普通なのかもしれませんが。
 
アメリカの長期金利がいよいよ上昇を始めましたね。FRBが住宅ローン市場の買い支えを止めた(もう、これ以上買い支える余力は無い)ためだと考えられますが、これで元凶となっている住宅市場は更なる奈落の底へと突き落とされるのは確実ではないでしょうか。ドル高ユーロ安が一気に進んだことで回復の要であった輸出の落ち込みも表面化してくるでしょうし。アメリカ発の世界恐慌は5月の各種指標が発表される6月以降(今月)のどこではじまっても不思議は無いと思います。
 
ユーロ圏も崩壊への一本道をひた走っていますね。ギリシャはその規模の小ささ故に、世界は揺れただけで崩れませんでしたが、次に市場の注目を集め始めたスペインが同様の事態になればユーロ圏の崩壊、ひいては世界恐慌は避けられないと思います。それもまた、後戻りの出来ない道であり、来月かもしれませんし来年かもしれません。
 
中国のバブルも凄いらしいですね。ドルとの固定相場を維持している事もあり、元はジャブジャブの垂れ流し状態のようですね。各国の超金融緩和策で溢れた資金も中国へと向かっていますしね。こりゃ、大変だ。経済成長率は既に回復成長を取り戻している様に見えますが、まったくのカラクリがあるようで、実態は伴わずジャブジャブのお金が数字を押し上げているだけの事のようですね。だいたい、根本的な部分を考えてみれば、世界の工場として輸出で成長している中国が今の世界的な不況の中で成長できるはずがないのではないでしょうか?
 
日本の財政赤字が返済不能なのは言うに及ばず。こんな天文学的な財政赤字を返せるわけないじゃないですか。しかも、借金はどんどんと加速しながら増加しているのです。ただ、日本の借金は日本国内でほとんどが消化されているため、財政危機への懸念で自国通貨安になる可能性は、他国に比べると格段に低いのではないでしょうか?だから、相対的な観点から、今後も為替相場の大きな方向性は円高という事になるのではないでしょうか?
 
これらの問題はいずれも後戻りの出来ない問題ばかりです。問題はすでに、「どう回避するか」から「崩壊はいつ来るか」に移行しているのです。
 
それでも私たちは生きていかなければなりません。人類はなぜ、今から大きく転ぶことになってしまったのか・・・・。それを学び改めるにはよい機会かもしれませんね。・・・・前向きに、そういう事にしておきましょう。
 
世界各地での大地震鳥インフルエンザ・メキシコ湾での桁違いな原油大量流出事故 おいおい、それにしてもヤバすぎるって。