アセンションの時代

2019年4月以降の主な更新はhttps://sunamibaku.blogspot.com/へ移転してます。

50兆円でユーロ危機「延命」

年末年始にも、ユーロが崩壊するのではないかと騒がれていましたが、ECBが域内の銀行に50兆円を一気に注入したそうです。50兆円と言われても私たち一般人にはピンと来ませんが、これは市場としてもかなり大きなインパクトを受ける額であり、これにより現在、世界の国債および株式市場がしばしの上昇相場を満喫しています。
 
しかし、現実は何も変わっていません。世界的危機が至る所で弾けようとします。全てが連鎖するその最後の引き金を引くのがどの国なのか?
 
取りあえず、欧州は12月下旬から3月下旬の3ヶ月間を50兆円で買ったと言えるのかもしれません。
 
アメリカ、中国、中東そして日本。ロシアも大統領選を前に荒れ模様の情勢になってきているようです。
 
危機は至る所にあるのですが、ここにきて心配になってきているのが「日本が引き金を引く可能性」です。
 
本質的な危機具合で見るのなら、私は日本に対しては相対的に強気に見ています。しかし、国と国の駆け引き、揺さぶりを考慮すれば、かなり心配になってきています。やはり1,000兆円の借金というのはかなりインパクトがあります。1%金利が上がるだけでもかなり危機的な状況に陥ってしまいます。アメリカ・ヨーロッパが誤魔化している間に、日本国債に市場が目を向け始めている節もあります。
 
ところで最近、時間が遅くなり始めた様な気がするのは私だけでしょうか?コールマンインデックス等による加速する時間の先入観からかもしれませんが、年明けくらいから自分の中での時間が加速から減速へ切り替わったような気がします。自分の感じ方の問題や、ECBの50兆円投入によって情勢が一息ついているという事によるものだと思います。
 
いずれにしても、先進各国は迂回的ではありますが中央銀行による国債買い支えで、実体経済が収縮する中、コンピューターの中の数字にゼロを付け加えることにより大量の通貨を発行しています。これは「治療」ではなく、「延命」です。完治を目指すものではなく、「終わり」を前提としたその場しのぎです。
 
それでもせっかくの時間ですので、有効に使いたいですね。
・食料、生活必需品の備蓄
・金貨等での資産防衛
・サバイバル系の知識
・そしてもっとも大切であろう、哲学宗教的な自分の思想構築
 
昨年は読書の年というテーマで、とにかく本を読みまくっていました。その反動か、今年に入ってからは殆ど本を読んでいません。もう少し読むようにしようとは思っているのですが・・・。
 
代わりに今年は瞑想をしています。自分の中に感じる「気」の感覚に集中していると30分位はあっという間に過ぎてしまいます。日々、自分の中の「気」が大きくなっていくのが解ります。これを気功治療などに利用できるようになると良いなぁと思っていますが、それはもう少し先の話になりそうです。仮に治療に使えるようになっても、「怪しげ」「胡散臭い」という先入観には効果ないでしょうから、過剰な期待はしていませんが。あくまで趣味として子供相手に楽しんでみたいと思っています。