アセンションの時代

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アセンション ~社会のどこに見えるのか?~

アセンションというのは、ややもすると知識先攻になりやすく知識マニアようのな状態で満足して、魂の進歩が止まってしまうという落とし穴があるような気がします。
 
もちろん、進歩を早めるために知識というのはとても大切なものではあるのですが、まず必須となるのは魂の波動の上昇。言い方を変えれば、人間として宇宙の法則に則って生きる。まだ、抽象的ですね。さらに簡潔に言ってしまえば、人や自然など全てと調和してそこに真実の喜びを経験しながら生きるという事です。
 
つまり、知識のみではなく、知識に裏付けされた行動こそがアセンションへと繋がるのです。
 
アセンションと言うと、行動=テレパシーなどの超能力を身につける事などと勘違いされる方もあるかもしれませんが、テレパシー等の能力はそれを目的とするものではありません。あくまでも目的は「世界との調和」です。
 
日常生活において世界と調和する」ことを最大の目的として生き、それを促進させるために知識や瞑想などが必要になります。そうして進歩していった「結果として」、超能力的な事もあるのだろうと思います。私?私はまだまだ、な~んにも無いです。ちょっとしたプチ不思議体験があるくらいで、これといった体験は無いですねぇ。
 
あればあったで面白そうだとは思いますが、そう言った能力に過剰な興味はないです。しかし、知識の確認や、自分の進歩具合の目安としてはもちろん興味はあります。あくまでも攻めの興味ではなく、待ちの興味として。
 
それから、「調和」について私は大好きな言葉があります。
 
「凡人は同じて和せず。賢人は和して同ぜず。」
 
自分の軸足をしっかりととらずに、周りの人々達になびいてついて行くことは、一見すると調和しているように見えますが、それは同じているだけで和せていません。つまり、それは調和ではありません。それではと、我を押し通せば良いかと言えば、それもダメ。自分をしっかりと保ちながらも、考えの異なる人々の在り方もそれはそれとして尊重しお互いの役割を自覚して一体となる・・・?どうですか?うまくまとまったかと思ったけれど、微妙かなぁ?
 
さて、本題に戻します。「アセンションアセンション」と行ってはいるけれど、社会のどこにそれが現れているのでしょうか?
 
これまで人類はその長い歴史において、「闇の勢力」とでも言うべき存在によってコントロールされてきました
 
現在の世界は、その成りの果てであり最終形です。
 
1%の人々が世界の99%の富を独占しています。長い間、世界においても特異な存在であり、数十年前までは国民総中流階級とまで言われていたこの日本においても、バブル崩壊以降その流れが加速し始め、リーマンショック以降はさらに急加速しています
 
そういう悪い流れについては、良い意味で日本は周回遅れなのです。
その結果としてアセンションという目覚めの流れにおいては、悪い意味で日本は周回遅れのような気がします。
ただ、もともと日本は優れた国民性を秘めていますので盛り返すとは思っていますが・・・。
 
日本人は「陰謀」や「闇の勢力」というと、それだけでアレルギー反応を示す傾向があります。それは、ひとつには国民性の問題。そしてもう一つには「マスコミによるマインドコントロールにあると思います。そういう事を言うなんて「笑っちゃうね」。宇宙人について語るなんて「変な人だよね」。
 
しかし、表現の仕方は色々とあると思いますが、「闇の勢力」という悪意ある支配者は存在します。それはヨーロッパ発の金融覇権の歴史や、アメリカ発のエネルギー(石油)覇権の歴史を調べれば嫌でも解ることです。
 
アセンション的に言えば、こうしたお役としてのネガティブな存在を素材として、人々はそれぞれのパラレルワールドにおいて自分の内に潜む闇と光を経験してきたのです。この四次元世界というのは様々な「経験と学びが混在した世界」なのです。
 
光という経験を本当に深く知るためには、闇が存在しなくては解らないのです。光ばかりではその当たり前な状態の何がよいのか解らないのです。だから、この四次元世界では闇という経験を通して光の素晴らしさを学ぶのです。
 
そういう意味でこの世界における「闇の勢力」には、そういったお役があるのです。だからといってそうした人々が許されるわけではありません。この世界においては、与えるものが与えられるものなのです。そうした人々の多くは今回のアセンションは見送りになり、今後の輪廻転生のなかで今回の行いをカルマとして受け取り学び、次のアセンションの機会に向かって成長を続けるのです。
 
近々、そうした「闇の勢力」の人々が一斉逮捕され(既に始まっているようですが)、信じられないような私達世界の人々に対する悪事が明るみになると思います。
 
しかし、その時にその闇の低い波動に囚われてはなりません。彼らは今回のアセンションにおいて、輪ゴム(人類)を後ろ(闇)に引っ張る役割を果たしたのです。充分に引っ張られた輪ゴムは、この2012年にその手(闇)を離れて前(光の世界)へと一気に飛び立つのです
 
かといって来年にはバラ色の世界になっているというものではありません。歴史の流れから見た「一気」であり、私達の今の人生から見た「一気」ではないのです。地道に行きましょう。
 
ここで、闇の波動に囚われてその手から離れず、恨み・怒りなどを抱えてどこまでもその闇の勢力に囚われていると、やがて輪ゴムはちぎれ前へ飛ぶことは出来なくなってしまいます。
 
彼らのお役は終わったのです。そして、この先の輪廻転生においてそのカルマを受けていくのです。それが宇宙の法則です。もちろん、現世においてもこれから法律に則って裁かれることになります。それで良いのです。これ以上そこに「怒り」という低い波動をもって囚われていてはいけないのです。彼らは驚く程に、私達の日常生活に入り込んできており、私達はその被害を受けてきました。しかし、そうした闇の人々にあまり怒りを向けることは、自分たちのためにならないのです。
 
今後はますます、視線を未来へ、光へと向けましょう。
 
アセンションへの流れは1990年頃から加速しています。日本ではバブルが崩壊した頃です。物質至上主義の物欲幻想世界の崩壊が始まったのです。私がこの1990年頃に注目したのには他の理由があるのです。
 
私はこれまでに何冊かのチャネリングや闇の世界に関する本を読んできた訳ですが、たまたまかもしれませんが、それらの本の出版年月日が1990年頃に集中していたのです。
 
この時期を起点として、それまで点として感覚的に時代の大きな流れをつかみ取りある意味孤独の中でその思想を育てていた人達が、一気に線として繋がり始めたのです。そして、この線としての繋がりは2012年この闇の支配体制崩壊にあわせてピークを迎え、この先は一気に面として広がり始めることになります。
 
つまり、1990年までは「変人」、2012年までは「ちょっと変わった人」、しかし2012年以降はこうした人々が面としてつながり新社会システムを創造していく事になります。
 
先日、第1回目のフランス大統領選において、極右とされているルペン氏が18%という堂々第3位の得票率を集めて注目を集めました。極右という1つの単語で表現してしまうと、とても危険なイメージを持ってしまいますが、彼女が訴えているのは、グローバル路線を反転させて、まず国を地方を大切にしようという事です。
 
この主張はまさに的を得たものであり、さらに凄いのは「闇の勢力」に対してその存在を公然と批判している事です。もし、未だに社会全体が強いマインドコントロールの渦中にある日本では考えられない事です。日本で彼女を真似たのなら、間違いなく「変人」のレッテルを貼られるでしょう。例え、その主張が正しくとも
 
日本は残念ながら、現時点においては周回遅れのように感じられます。
 
しかし、私は現実をそう認識しながらも、なお日本は今後の世界を引っ張っていくだけの可能性を秘めていると思っています。
 
ここからは余談になります。
私は2年くらい前に、ある人の恐るべき能力を目にしたことがあります。それを的確に解りやすく説明するのであれば、彼の能力は「Mrマリック」そのものでした。次から次に恐るべき能力を披露し、おやじギャグを連発しながら彼はこう言いました。「思いが物を作るんですね。」
 
「イヤイヤ、だからといってあんたの能力はありえないだろう!」と思いましたが、物が消え、物が現れ、物が動き、物が変わる。おやじギャグを連発しながら軽々と。イヤイヤ、せめてもう少し難しそうにやってくれよ!と言いたいほどでした。
 
霊治療の故長尾弘さんも、中国の気功の大先生に言われたそうです。
「先生、あなたはそんなに軽々と病気を治してしまってはいけない。まず、難しそうな顔をして・・・・」そして、仰々しい着物とタバコのパイプを送ってくれると行ったそうです。
 
長尾さんはそんな必要は無いと笑いながら話していました。そして、私の目にしたその人は、おやじギャグを連発しながら軽々と次々に能力を披露していました。「思いが世界をつくるんですね。」と言いながら。