動き出せば一気
旧社会システムの崩壊に向けて、状況は一歩一歩確実に歩を進め、ほぼもう後がない所まで来ていると思います。
この時点で、欧米を中心とする金融機関は自力では再起不能なところまでのダメージを受けていたと思います。
金融機関が膨大な損失を抱え込んでしまったのです。これが第1段階です。
ここで勘違いしてはいけないのが、金融機関・システムは救われていないのです。金融・不動産なのど各市場は急激に収縮。金融機関の危機に国家財政が巻き込まれ共倒れになろうとしています。これが第2段階。
これではいけないと言うことで、ここに来て一気に第3段階へと突入してきました。中央銀行による買い支えです。
お金が無いなら刷ればいい!
それを実践しだしちゃった訳なんですよね。欧州中央銀行なんて、そのまんまですからね。色々な条件はついているにせよ、ここまできたらもう次はないですよね。
基本的に、応急措置はほぼ尽きたと思います。
そう考えている人は、それではいつ崩壊が始まるかと考えている訳ですが、ハッキリ言ってワカンナイですね。(笑)
だけど、かなり近いという事だけは想像出来ます。
政治も経済も金融も、どこから崩れても不思議じゃないですからね。
あとひとつおさえておいた方が良いのは、「崩れだしたら一気に来る」という事です。
ここまでは、世間一般的な視点から見れば時間をかけてゆっくりと水面下での進行でしたが、これから崩れだしたらハッキリとそのスピードが切り替わり急加速すると思います。
これまでの、のんびりとしたペースから、ある時点で一気に急加速すると思いますので、その時になって慌てないように今のうちから程よく準備して、リラックスして構えているといいかもしれないですね。