アセンションの時代

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「ふところ」を広く深く構えよう

あちらでもこちらでも、動き出しそうな気配が漂いだして来ています。
 
何でもそうなのですが、解りやすいので現状を株式市場のチャートにあわせて説明してみます。ただ、これは株式市場だけがそうであると言っているのではなく、政治・経済・天災等々を含めたこの次元の全ての現象がそうであるという事をチャートに例えてみると言うことです。
 
底抜けとなる大暴落は少し状況が変わるかもしれませんが、基本的にその価格の動きは上昇するときも下落するときも、伴に波を打ちながら上昇あるいは下落をします。大きな方向が上昇あるいは下落であっても、それは定規で線を引くように一直線に上昇・下落するのではなく、小さく上下に波打ちその力を調整しながら大きな方向に向かっていくのです。
 
サイクルと表現できるかもしれません。地震や火山でも力が蓄積されそれが増大し、ある時点でそれが放出され力が減少するというサイクルがあります。
 
そのサイクルで言えば、ここのところは全体が上昇に向かっていました。上昇とは表面的に良い方向へという意味です。大きくは、各国中央銀行による札束輪転機の大車輪という大技が炸裂し、表面的悪化が一時的に見えにくくなっていたという事です。株式市場は実体経済の悪化に反して上昇を続け、金利は低下(国債価格の上昇)していました。
 
この世は陰陽の関係で成り立っており、そうした表面的な陽の世界があれば、必ずそこには陰の世界が存在します。陰の世界ではその間にも、実体経済の悪化が複合連鎖的に世界中を覆い始めており、崩壊への力がいよいよピークへと達しようとしているかのようです。
 
つまり、チャートで現実世界を表現するなら、現在は大きな下降トレンドのまっただ中にあります。しかし、その大きな下降の中にありながら、ここしばらくはそれを調整する力が働き大きくは下降ながらも、小さく上昇していました。そして、その小さな上昇もそろそろ大きな下降のトレンドから抜け出せないままに下降をはじめだしているのです。
 
下降に下降が重なるのですから、それは多くの人々がハッキリと自覚が出来るような悪化が次々と目につくことになると思います。もし、それを政治力から強引にブレーキする反発力が示されなければ、そのまま底抜けとなる可能性も否定できません。
 
さて、「ここからが本題」です。
 
どんなに心配しても来るものは来ます。それをどう来るのか?こう来るのか?と、心配したところでどうしようもありません。ただ、不安になるばかりです。自分は備蓄を万全にしておこうと思っても、個人の力や備蓄程度のことで乗り切れる問題ではないのです。
 
そういった前提をしっかりと理解した上で、来るべきものを予測し最低限の準備をすることは必要だと思います。しかし、それはあくまでもはじめの一歩に対する備えにしかならないことを忘れないで下さい。
 
これからの時代を乗り切るために必要なのは、ただひたすら「調和」を求める心です。魂を成長させることです。それを具体的に言えば、これから訪れる大困難を周囲の人々と助け合い協力し合って前向きに乗り切るという事です。
 
金融崩壊で虎の子の預金が消し飛び、天災でスーパーの棚がカラになっても、与えられた環境の中で助け合いにより乗り切る行動が取れるかどうかです。
 
そういったもっとも本質的な問題というのは、なかなか今日や明日からコロッと変われるものではありませんので、日頃から人間性を高める心がけが必要です。
 
そして、それが出来るか出来ないかのライン周辺の人々にとっては、そこへ突入する際の心構えというのがその後に進む方向性に対して大きく影響してくるのではないでしょうか。
 
幸か不幸か?ここからの個別的具体的な道筋に、明確なものは示されていません。ただ、その方向性は様々なチャネリング情報などから想像することが出来ます。
 
アセンション等の2012年等に関する一連のイベントについてほとんど知らず、これまでのような世界がこれからも続いていく、不況なりにもそのうち景気も回復してそれなりの平和が続いていく、原発問題も落ち着いて、1000年に一度の天災も終わったから、もうもとの普通の世界に戻っていくだろう。こう考えている人々にとって、これからの激動のスタートはパニック以外の何ものでもないでしょう。
 
しかし、これから起こる大きな大変動も、細かく正確には分からないまでも、社会的・自然的・宇宙的な大変動を伴う「ネガティブな旧システムの崩壊」と「ポジティブな新システムの構築」だという事を理解していれば、不安は避けられないまでも、前者との比較においてパニックは格段に小さく抑えられることだと思います。
 
そういう姿勢を築いていくことが、今の私達に最も必要な事のひとつではないでしょうか。
 
短期的には
・基本としての備蓄
・崩壊がスタートした時に対する心構え
つまり、「パニックを起こさないだけの心と物の準備」。
 
長期的には
・言うまでもなく魂(精神性)の向上。調和的に、前向きに。
 
人々が社会的に、自然現象的にこれから何が起ころうとしているのかに頭をひねっているのも、アセンションによって何を経験することになるのか思い巡らしているのも、本質的なアクションでは無いわけです。
 
今、「取るべき行動」は、動じてパニックに陥らない準備と、魂の成長をより力強く継続していくという事です。
 
それを実践していく「環境」が、社会的・自然的な出来事であり、「結果」のひとつがアセンションと言う現象です。
 
私達が集中すべきは「取るべき行動」であり、サポート要因として「環境」を大雑把に把握する必要があり、その先にあるものが「結果」です。
 
環境を把握する必要はあります。結果に興味がわくのももっともなことです。しかし、何よりも大切なのは今取るべき行動をとることです。
 
長期的な魂の向上は当たり前に行動として表現していくべきものであり、いま特に目先に力を入れるべきはスタートに備えての備蓄と「動じない心構え」だと思います。
 
何が起こるかを把握するのは手段であり、目的は動じない心構えです。どんなに正確に細かく起こることが分かっても、心が動じていては意味がありません。逆いに言えば、正確に細かく分からなくても、大雑把な方向性を抑えて、動じないだけの心構えが出来ればそれでOKなのです。
 
これから起こることを細かく正確に知る事は不可能ですし、またそこまで知る必要もありません。
 
大切なのは、大きな方向性を抑えた上で色々な可能性を想定し柔軟に対応する心構えだと思います。もう、そういう時期に来ていると思います。
 
大きく動き出す時間が、かなり近づいてきているという事です。
 
前向きにいきましょう。
 
ちょっと、話題がそれますが、今朝は浅川嘉富さんの本を読んでいたのですが、アセンションをするのにも生きたまま肉体ごとアセンションするパターンと、一度死んで次元上昇後の肉体に生まれ変わる形でアセンションするパターンとが可能性としてあるそうです。
 
必ずいずれかが起こるというのではなく、色々考えられる可能性の1つとして「へー、そういう可能性もあるのか。」と思いました。確かにアセンションをするときに、肉体的に一度死ぬのか、それとも肉体ごとアセンションするのかというのはひとつの注目ポイントですから、「ナルホド、どちらもそれぞれにありえるのか。」と思いました。
 
その一方で、ちゃっかりと「アセンションは起こらない」なんて可能性も捨てきらずにとってあります。可能性順としては一番下の方ではありますが。
 
神との対話」と「バシャール」がともに2012年の特殊性について語っているということは、私にとっては決定的な要素です。他の信頼の置ける全てのチャネリング情報が、2012年12月21日の特殊性について伝えてきています。
 
何も無いはずはないと思っています。
 
現に今も私の中では頭部からみぞおちにかけて気が強く揺らいでいます。何も感じなかった2年前から、この2年の間にゆっくりとではありますがひたすら強くなってきています。
 
ビーナストランジットなどのイベント通過によって、その感覚がクッと少し加速して強くなる事もたびたびありますし。・・・・思い込みによる自己暗示説も否定しないですけれどね。現実社会に地に足を付けて生活しているわけですから、一般常識的な考え方も捨ててしまうと生きづらい訳で。(笑)
 
色々な可能性を含めて、アセンションを楽しんでいます。オモシロイですよね。