アセンションの時代

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「行動から結果」への時間短縮

2012年12月21日に向けて、時間が加速していると言われています。マヤ暦の解釈の1つであるコールマンインデックスによると、昨年その節目を迎えているわけですが、マヤ族の解釈によるその日(12/21)に向けて、マッケンナ氏の「タイムウェーブゼロ理論」、ピーター・ラッセル氏の「ホワイトホール・イン・タイム」等はそれぞれに独自の理論から時間が加速していくと言っています。
 
では、時間の加速とは実際にどういう意味なのでしょうか。全ての物質的な動きが早送りをするかのように加速していくというのでしょうか?私たちのあるくスピードが上がり、話すスピードが上がり、地球の回転、時計の動きが速くなると言うのでしょうか?
 
おそらくそれは違うと思います。私が思うには、「思い」を「行動」に移し、そこから結果が現れるまでの時間が短縮していくという事だと思います。
 
産業革命以降、人々は様々な者を開発し続け、その進歩は今や異常なスピードにまで加速して来ています。
 
それまでは数百年、数十年であった商品サイクルが、数十年になり、数年になり、今では毎年のように新機能を搭載した商品が新発売されていきます。
 
かつての移動手段は徒歩でした。それが馬車となり、自動車となり・・・、あるいは汽車となり新幹線そしてリニアへ、あるいは飛行機はジャンボジェットとなりその一方では宇宙へ飛び出すロケットへと。
 
そうした進歩の歴史を、例えばこの2000年の歴史の流れの中に落とし込んでみると、いかに産業革命以降その進化のスピードが加速し、未だに加速し続けているかという事が良く解ります。上記の「ホワイトホール・イン・タイム」ではその辺のことが詳しく検証されていたと思います。
 
2012年12月21日に向かって、そうした時間は今も加速し続けています。行動から結果への時間的な加速です。起こした行動に対して、結果がすぐに現れるようになってきているという事です。
 
尖閣諸島の問題により、中国では日本製品のボイコット運動が広がり、日系の自動車メーカーはその販売台数を激減させています。尖閣諸島は過去には中国もキチンと日本の領土として認めてきていたのですが、海洋資源が豊富であることが判ってきたことと、国内での権力闘争の材料として利用され、日本はとんだトバッチリを受けたという事ではないかと思っています。
 
さて、この中国の行動(調和に反する分離的行動)に対して、早くも結果が現れてきているようです。日系の自動車メーカーの販売台数激減こそがその最たるものです。
 
中国で販売される日系の自動車は、中国国内の工場で製造されています。トヨタ自動車ではすでに中国国内工場の大幅なライン縮小の検討に入っているようです。
 
当然、大勢の現地従業員が職を失うあるいは収入の激減に見舞われるわけです。どうように、組み立て工場へ納入される部品の大半も、中国国内の現地工場での生産になります。そのすそ野は広く、大企業から中小零細企業にまで及びます。
 
基本的に労働者の大半は中国人であり、中国人経営者も大勢いることでしょう。
 
製造メーカーがそうである一方で、販売メーカーでも同様です。仕入れて在庫を抱え、その日系自動車を売れずに頭を抱えているのは中国人経営者の中国販売店である訳です。
 
資本・経営の多くは日本が占める訳ですが、労働者は圧倒的に中国人であり、そう言う意味では中国企業なのです。日本国内で生産し、中国へ輸出するばかりであれば、文字通り日本にばかり大打撃であり、多くの人がイメージするような「日本叩き」となるのですが、実際には中国は自分で自分の首を絞めてしまっているのです。
 
もちろん、日本にもかなりの影響はありますが、日本で消費されている日本の企業の商品でさえ中国の労働者によってつくられているこの時代に、日系企業が苦しめば、中国人労働者が苦しむことは当たり前です。
 
一方、中東でもイスラエルは長年にわたってイラン攻撃を国連等で呼びかけてきましたが、ここにイスラエル孤立の動きが加速してきているようです。そんなところにも同様に行動から結果への時間短縮を感じたりしています。
 
こうしたことは、私たちの日常においても例外ではありません。これまでは良い行いが必ずしも目に見える形で早々に良い結果に繋がってはいなかったと思いますが、これからは調和を求める行動はそうそうに幸せを呼び寄せ、分離を目指す行動は不幸を呼び寄せると思います。それらの行動に対する結果が、驚くほどに早くなってくると思うのです。
 
それは、別の言い方をすればシンクロニシティーの増加だと思うのです。調和を求める行動は、同じように調和を求める行動を呼び寄せ、幸せという結果で返ってくる。分離は同様に分離を呼び寄せ、不幸という結果で返ってくるという事です。
 
その事さえ判っていれば、私たちが取るべき行動はシンプルです。調和を求めれば良いのです。
 
それが判っていないと、我欲や物欲に囚われ奪い合うことで分離を促進し、シンクロあるいは「引き寄せの法則」により同じような人や行動を引き寄せて奪われていく。奪われるからとにかく奪わなくてはならない、分け与える物なんてあるわけがないとますます分離を促進し、不幸へのスパイラルへと落ち込んでいくのです。
 
2012年12月21日。それを時間の加速という視点で捉えるのであれば、ある意味そこはゼロポイントへの到達点であるとも言えるのかもしれません。行動から結果への到達時間がゼロになるのです。
 
良い行動から幸せへの時間がゼロになるということは、良い行いに対してはただそれだけで幸せを感じられるようになる。悪い行動を取れば、それがそのまま辛く悲しい思いを引き起こす。
 
もう少し、視点をズラしてみます。
 
調和的行動そのものに幸せを感じる人は、加速度的に調和の思い・行動・結果を繰り返していく。
分離的行動こそが幸せに繋がると感じている人は、スパイラル的に不幸な思い・行動・結果を加速させていく。
 
ただ、それだけの事なんです。
 
当たり前のことが当たり前になる、そんな世界に帰る時間が来たのです。
 
どう考えたって、これまでの世界は異常だったじゃないですか。異常にも慣れてしまえば異常には感じられないのであり、それこそが最大の問題であったのです。
 
しかし、飛鳥さん、船井さん、フルフォードさん、等々の本当に多くの人たちがその異常を暴き出してくれているのです。気付かなきゃダメですよね。もう、ほとんど時間は残されていないんだから。