「抵抗をせず」に「立ち去る」のみ

怒りや不安というものは、これまでの次元に強く根差した感情です。

 

そうしたネガティブな感情というのは、そこに存在するものではありません。そこにはただ、様々な現象があるのみであり、それはポジティブでなければネガティブでもありません。

 

ネガティブな感情は、あなたがあなた自身の内に生み出す著しく低い波動なのです。

 

それは、あなたの外側に存在するものではありません。あなた自身なのです。

 

ある分離的な現象があった時に、私たちはネガティブな感情を生み出す傾向が強くあります。

 

怒り・不安になります。許すことが出来ずに、何とかそれを改めさせようと必死の抵抗を試みます。そして、あなたはますますネガティブな自分を拡大していってしまうのです。

 

ネガティブな状況に出会ったときに、それに抵抗することは良い判断ではありません。

 

これまでは、それに抵抗して改めさせることが最善と思えたこともあるでしょうが、それはこれまでの、低い次元での話しであって、これから先の１つ高くなった次元においてはそうした対応は最善ではありません。

 

私たちを包み込んでいるこの世界のエネルギー環境は、これまでのネガティブ質なものから、ポジティブ質なものへと大きく変化を遂げているのです。それは、これから変化を遂げるというのではなく、すでにその変化を遂げたのです。

 

これから、私たちは既存の分離的なものに対して「抵抗する」ことに重きを置くべきではありません。

 

私たちは、ただそこから「立ち去る」ことを選択すればそれでよいのです。

 

自分がネガティブな波動に陥ることを選択すべきではありません。

 

では、そこから立ち去りボーッとしていれば良いのか？もちろん、違いますよね。

 

私たちは自らの内から湧き上がる声に従って、ポジティブな行動によってそのイメージを実現化させていくのです。その時、分離的な現象は自ずと消滅していき、やがて自らの影響によって現実化したポジティブな現象へと人々が集まってくるのです。

 

自分一人でそれをおこすわけではありません。自分のおこした行動によって、同じような仲間が引き寄せられてきます。そうして、これからの世界が変わっていくのです。

 

「抵抗してネガティブのアリ地獄に落ちないで」ください。そんなところからは立ち去ることが一番です。ネガティブは抵抗されることによってのみその存在感が増していくのです。ほっておけば消え去るものなのです。

 

私たちはポジティブな思考で、世界を行動的に創造していきましょう。

 

 

 

 

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