ゼロポイント

私達は現在、ゼロポイントと言われる状態になりつつあると考えています。

 

私達が捉えている世界というのは、私達の認識により意味づけをされています。それは各個人の意味づけであり、また社会としての集合的な意味づけでもあります。

 

これまで、私達は「物質基準」つまり、この次元世界こそが全てであるという個人的・集合的な意味を世界に与えて、その中で生きてきました。

 

例えるなら私達は「片側」ばかりを見て生きてきたのです。

 

しかし、片側だけの価値観による世界は行き詰まりを見せ、それによって与えてきた様々な意味づけ・基準が崩壊しはじめています。私達の世界の足場が崩れはじめているのです。

 

それは、目に見える社会動向がそれを現していると言えますが、本質的には私達の創り上げてきた「物質的価値観の崩壊」こそがより本質的な問題であると言えます。

 

そして、私達は「物質的価値観」という虚構の足場を失って、何を信じたら良いのか？どこへ向かったら良いのか？という状態で、プカプカと宙へ放り出されたような状態に陥ります。

 

それが「ゼロポイント」であると思います。

 

そうした状態の中で、灯台のように私達に光で私達に進むべき方向を指し示してくれるのが、「ライトワーカー」と言われる人達です。

 

ライトワーカー達は、これまで私達の慣れ親しんできた「この次元の物質基準による意味」とは異なる方向から、「多次元の視点からの精神基準による意味」を持って、新しい社会システムの構築へ向けてそれぞれに動くべき場所で動き始めます。

 

つまり、「ゼロポイント」とは「転換点」であり、現在の私達はその直前に位置しているものと思われます。

 

私達は、まさに今、ゼロポイントという転換点に到達しつつあるのだと思っています。

 

正確にはまだであり、その時にはこうした視点を持つ誰もが「今、到達した」と感じる社会的な現象が現れて来ると思います。どこまで、「小難」として乗り切ることが出来るのか、人類の波動が問われるところですね。

 

ただ、被災地などでは既にそうした事が起こり始めていると思います。