アセンションの時代

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夢の中で見る「夢」

「夢」を見たことがありますか?
 
将来を夢見るの夢ではなく、寝ている間に見る夢です。おそらく、だれでも夢を見たことはあるだろうと思います。
 
寝ている間に夢を見て、そしてやがて目が覚めて起きます。
 
ところで、もう1つ質問があるのですが、「あなたは今、目覚めて起きていますか?」
 
「あなたが今こうして見ているのは、夢ではありませんか?」
「夢ではありませんか?本当に今のあなたは目覚めていますか?」
 
「当然、目覚めています・・・か?」
 
夢にも種類があるとは思いませんか?
 
「肉体が眠りについているときに見る夢。」
そして
「魂が眠りについているときに見る夢。」
 
あなたの肉体は、今目覚めて目の前のパソコンの画面に見入っています。そういう意味において、肉体の眠りによる夢はおっしゃられる通り見ていない事でしょう。
 
夢というのは、次元を超えて違う世界を体験するという特徴があります。
 
夜、眠りについて見る夢は、3次元空間とは異なる異次元での経験になります。時間軸もこの世界とは異なります。1つ目の夢の中では大人であり、次に見た夢では自分は子供になっているかも知れません。
 
皆さんはそのような「夢」を現実に見ていると思いますので、それがこの四次元時空とは異なる世界であることは十分承知されていると思います。
 
そのように異次元の世界へと移行するときに、通常は「眠り」を通過します。または、「死」です。
 
「眠り」は異なる次元への「往復切符」であり、「死」は異なる次元への「片道切符」です。
 
私たちは毎晩、「往復切符」を購入します。
 
実は私たちは既に「片道切符」も利用したことがあるのですが、ご存知でしたか?
 
私たちはこの次元世界に生まれた際に、それまで存在していた異なる次元で「死」という「片道切符」を利用しているのです。つまり、「死」とは「誕生」と「まったく同一の現象」なのです。
 
その1つの現象を、前の世界から見たときに「死」と表現し、後の世界から見たときに「誕生」と表現します。
 
コインを片側から見ると表ですが、反対側から見ると裏です。しかし、それをどちらから見ても「同じコイン」なのです。
 
そして、今まで見ていた側(の世界)と反対側(の世界)を見るときに、人は身体基準では「夢」、魂基準では「誕生(あるいは死)」と言います。
 
実際の真理というのは、コインのように裏表の二面性ではなく、無限の多面性を備えていると思うのですが、やはりどんなに多面的であろうと本体は1つです。
 
私たちはそれを「神」とも「光」とも呼びます。
 
その本体を、ある角度から経験する事。実際にはそれが「夢」なのです。
 
唯一である本体そのものでありきっては、経験は叶わないのです。なぜなら、経験とは「相対的」な体験だからです。そこで、「幻想と錯覚」を通して色々な角度から自分を経験するのです。それが「夢」です。
 
つまり、「経験」とは「夢」なのです。
 
しかし、この次元世界の中に浸りきった私たちは、眠りによって異なる次元世界という角度から「経験」をした時のことに限定してそれを「夢」と言っています。
 
しかし、私たちは起きていると思い込んでいる今でさえも、「幻想と錯覚」を利用して「唯一であるものの一側面」を経験しているのです。「誕生(前次元からの眠り)」によってこの次元世界に入り込み、「死(次次元への目覚め)」によって、また異なる次元世界へと夢の種類をかえて渡り歩いていきます。
 
しかし、今回の地球でのアセンション(目覚め)が特別に注目されている理由は、「死」を経験せずに「次次元への目覚め」を迎えるとても多くの人々が現れるという点です。
 
それは、眠りにつかずに夢を見始めるような経験なのです。
 
私はこう考えているのです。
 
ところで、あなたが今みているこの世界は、「夢」ですか?「夢」ではありませんか?
 
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