アセンションの時代

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今・今・今「現実としてのアセンション」

今、このブログを読まれている人達の中で、「過去」という時間を生きた経験を持っている人がいるでしょうか?また、「未来」という時間を生きた経験を持っている人はどうでしょうか?
 
ちなみに私は、「今」という時間以外には存在したことがありません。
 
一見、自分が存在したように思える過去という時間でも、自分が存在していた時にはそれは「今」という時間であったと思うのです。自分がその時間(という錯覚)からいなくなった時に、「過去」という時間が記憶の中に生まれるのです。あなたは、やはり過去ではなく常に「今」にだけ存在しているのです。
 
「未来」もまた同様です。あなたがその時間にいないからこその未来であって、あなたがその未来と思っていた時間に存在したら、それはもはや未来ではなくてやはり「今」なのです。
 
これが、私達がこれまで集合的な合意に基づいて利用してきた「時間の概念の正体」です。
 
過去や未来という時間は、実は実在の時間ではないのです。それは思考と記憶の中にのみ存在する、仮想的(錯覚の)時間なのです。実在する時間とは唯一、「永遠の今この瞬間」のみなんですね。面白くないですか。
 
では、私達は今この瞬間に永遠に存在している訳ですが、この永遠の今において、これまで何を「時間という定義」で捉えていたのでしょうか?
 
それをこれまでと、これからに分けて書いてみたいと思います。
 
これまで「時間」をもって把握していたのは、物理的な物体の変化を把握するために利用されてきました。
 
地球が自転する時間を持って1日・24時間とする。公転を持って1年365日とする。それを基準として、様々な物理的変化を捉えてきたのです。スタートからゴールへ行くまでの時間は、その時間をもとに計るとどれくらいなのか。地球が何周と何分の何動いたらどこへ集合するという具合に、物理的な変化を捉えるための集合的な合意として、時間という概念を利用してきました。
 
これまで、その時間が加速してきたというのは、物理的な変化が加速してきたという事なのです。
 
東京・大阪間に何週間もかけて歩いて移動した時代が何百年も続いた後に、徒歩が馬、馬が車、車が電車、電車が新幹線、新幹線が飛行機と、その進化のスピードは加速する一方です。
 
それは情報伝達手段でも、飛脚から携帯電話・インターネットまで近年の変化するスピードは怖いほどです。
 
そして、時間は無くなると言われています。
 
正確には「集合的合意に基づいて利用してきた概念」を返上するという事です。時間の概念が変わるのです。
 
私はこれまでの時間の概念が完全になくなるような事は、当面はないだろうと思っていますが、時間はより個人的な要素を強めるのではないかと感じています。
 
これまで時間とは、封印された次元世界の中で周囲の変化をはかるものであったわけですが、これからは、開放された新しい次元世界の中で、自分の変化をはかるものとなってくるような気がします。
 
そのためには、次元世界に対する認識が、これまでの「常識」から大きく切り替わる必要があります。そうした変化の総称として「アセンション」という表現があるのです。
 
アセンション=次元上昇=世界が変わる。という一言で終わる単純なものでは無いんですね。世界が変わるということは、各自が変わるという事であり、私達が当たり前として捉えてきた根本的前提条件となってきた概念が、あらゆる面において大きく変化するという事なんですね。
 
その変化には充分な時間を要することになると思いますので、特に心配するような事はないとは思うのですが、平々凡々と淡々とした変化だけではこの大きな変化を乗り切ることは出来ないので、アセンションの期間中に世界が何度か大きく身震いをして、古い概念を振り落とすことがあると思います。
 
それを私達は経済・金融・政治・社会などの様々なシステムの崩壊として経験します。この時に、どうするかは各自の個別判断によることになります。誰から何を押しつけられる事もありませんし、そうした押しつけにはそもそも意味はありません。ただ、重要なのは「あなたの個人的な判断のみ」です。
 
参考までに私の考えを書いておくのなら、崩壊するシステムは分離と競争に基づく古くて必要のなくなったシステムです。これは、私達が成長するために、崩壊するべくして崩壊していくのです。そうした状況を認識していない人々は、まるで世界そのもの、人生そのものが崩壊していくかのように感じて恐怖する事でしょう。
 
しかし、私達はそれは私達の成長に対して不要になったシステムであり、私達はそこから生まれてくる新しい調和的なシステムに乗り換えるのだと、新しいシステムに目を向ければ何も恐れるべき事はありません。
 
混乱はあり、一時的に思うようにいかないこともあるかも知れませんが、常に新しい調和的なシステムに意識を集中し、また、自分をその小さな発信源として機能させはじめれば、例え周囲の人が不安におののく中にあっても、ワクワクと歩んでいくことが出来ると思っています。
 
アセンションは既に始まっていますし、その過程で社会が大きく身震いする瞬間も確実に近づいています。
 
地に足を付けてこの道を歩んでいきたいですよね。
 
アセンションは現実なんですね。おとぎ話ではないんですね。
 
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