迷子であることを楽しむ
今から訪れる混沌の大波の中では、誰もが道に迷うことになります。
しかし、そのカオス（混沌）と戯れることこそが大切なのだと伝えられています。
私たちは、様々な目標をたてた時に、そこへ到達するための行程とスケジュールを設定します。いつまでに何をするのか。そして、何をしなければならないのかと。
しかし、今から私たちのもとを訪れるカオスの中においては、そうした考え方は可能性を狭めるマイナス要因でしかありえないのだとされています。
そもそも、カオスとは何なのでしょうか。混沌・混迷・・・。カオスという状態から、私たちはそれ自体にマイナス的な印象を受けがちかも知れません。
しかし、実は今から訪れるカオスは、「可能性」がギッチリと詰め込まれた、可能性のスープなのですね。
その中から、私たちの極端に限定された思考の選び出した、１つの可能性にしがみついてしまうという事は、その他の膨大な可能性を排除することになってしまうのです。
これはサーフィンに例えることが出来ると思います。
次にどのような波が来るかを予測し、その波だけに備えてその波が来なければならないのだという姿勢でいては、あっという間に波にのまれて沈んでしまいます。
大切なのは次に来る可能性を感じとり、どんな波が来るのかを楽しみ、その波とうまく戯れること。臨機応変にその場その場に訪れる波を受け入れて楽しむ事が大切だというのです。
かくいう私も、色々と頭で考えます。平均的な人より、予定や計画を綿密にたてる傾向があると自覚しています。
まあ、それはそれでいいのかなと思っています。
私は株式投機を通して、色々なことを学びましたが、柔軟に変化して対応していく事の大切さも嫌と言うほど思い知らされています。
状況変化を無視して、自分の描いたシナリオに固執し続けてしまうと、全てを失うことになるのは毎回のことです。
抽象的あるいは大きな目標（アセンション等）は高々と掲げて進みますが、その過程については柔軟に常に変化を受け入れ楽しむ姿勢で進んでいきたいですね。
それが、混沌（カオス）の中に秘められたたくさんの可能性からより良いものを、スムーズに楽しく引き出すコツであるようです。
スムーズや楽しくは成功（わかりやすく言えば）と結びつき、忍耐や苦悩は失敗と結びすいているんですね。忍耐や苦悩が報われる世界は、既に地球上では終演しているようですよ。
