魔法の期間
大切なポイントとして、アセンションに対する人々の反応は2つの種類に区別することが出来ると思います。
ただ、それぞれの人がどちらかに区分されるのでは無く、人それぞれの割合でそれぞれの要素を自らの内に持っているのだと思います。そして、どちらが良い悪いと言うわけではないのですが、それぞれに役割として主と副としての意味があり、その辺のバランスがとても大切だと思います。
1つには、アセンションを外、つまり現象世界に見つけ出そうという試みです。それは、アイソン彗星がUFOなのではないかとか、闇の勢力の大規模な逮捕がはじまるだとか、NESARAという新経済システムが始動するだとか、旧システムが崩壊する、天変地異が起こる等々といった事です。
私はそうした現象に注目することは、決して悪いことではないとも思うのですが、根本的なアセンションというイベントから言えば、注目しすぎてもあまり意味は無いと感じています。つまり、そうした現象を主としてアセンションを楽しむことは、「3次元の中で」アセンションを楽しんでいるのであって、自らが実際にアセンションをしていることにはなりません。
全否定するわけではなのですが、それはあくまでも自己と世界の状況把握のための位置づけであって、間違っても主ではなくあくまでも副の位置づけなんですね。
では、もう1つの主の位置づけとなるアセンションへの関わり方とはどのような関わりなのでしょうか。
それは現象世界に主眼を置くのでは無く、自己の内面世界に主眼を置くものだと思うのです。
愛を持って調和を求め、瞑想や自然散策で内面世界を探求し世界との一体感を感じる。そうした世界を試行錯誤しながら螺旋階段をのぼるなかで、徐々に4次元的な体験を広げていく事だと思うのです。
次元世界の仕組みというのは、自己の内面が現象世界に現れてくるという事なのです。
その時に現象世界に最大限の集中をしていても、あまり意味は無いんですね。現象世界は鏡であり、それは鏡の中に写った自分を、どう変化し成長するのかとジッと意識を集中して見つめていることと何ら変わりないんですね。自分が成長する努力にチカラを傾けないままに。
私たちはあまりにも長く3次元の世界を転生してきたために、外に現れる変化が成長だと勘違いしてしまっているのではないでしょうか。
実際にはそうした変化は成長では無く、3次元世界内での繰り返しでしかないんですね。
本当の成長とは横向きの繰り返しのベクトルでは無く、上向きの上昇のベクトルなんですね。つまり、4次元あるいは5次元からそれ以上へと上昇する変化こそが本当の成長なのです。
いまこの状態(期間)というのは、特別な環境にあるんですね。つまり、自らの意思で横向きのベクトルを縦向きのベクトルに切り替えることが出来る、いわば魔法の期間なのです。
あなたのベクトルはどちらを向いていますか?