アセンションの時代

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新世界を「効率的に楽しむ」には

3次元と4次元あるいは5次元とでは、そこにいる人々の世界観が大きく異なるようです。
 
3次元の基本的発想と言うのは、「外から内へ」という方向性を持っています。
 
つまり、お金があるという外面的現実があると、内面的な幸せが得られる。あるいは、社会的地位やおいしい食べ物があると、内面的に幸せになることが出来るのだと。
 
従って、人々は外面的なお金や社会的地位を求めて、そのために必要だと思われる努力を積み重ねます。
 
しかし、それは「今を犠牲にして、未来を得ようとする試み」なんですね。
 
これまでにも再三にわたって書いてきている通り、私たちが未来を生きる事はありません。なぜなら、時間と言うのは人間が変化を効率的に捉えようとして生み出した概念であり、実在するものではないのです。
 
私たちがいるのは常に今なのです。過去から見れば今は未来ですが、あなたは過去にはいません。いるのは今なのです。常に今なのです。
 
それを認めなかった3次元では、次のような現象が起こる傾向がありました。
 
よい小学校へ行くために幼稚園の内から幼児教育を押し付けられ、
よい中学校へ行くために小学校の内から学習塾へ通わされ、
よい高校へ行くために中学では、学習塾をはしごして、
良い大学へ行くために高校では、勉強漬け、
良い就職をするために大学では単位稼ぎと就活に励み、
就職後は出世のために身を粉にして働き、
さて退職後、残ったものをかき集め、そんなことだから俺は私は幸せになれないんだと周囲のせいにする。
 
結局は唯一実在する今と言う時間を犠牲にして、単なる概念でしかない未来と言う空想の世界を手に入れようともがき苦しくという選択をしている訳なんですね。
 
しかし、四次元以上の世界では、このような「外から内へ」「今より未来を」という世界観が逆転することになります。
 
四次元以上の世界では、「内から外へ」、つまり「今、自分が幸せであるということが理解できると、外からそれを証明する様な幸せと言う現象が引き寄せられてくる」という事です。
 
良く言われる法則として、「引き寄せの法則」がそれを説明しているのだと思います。
 
しかし、3次元に閉じこもっていた私たちには、これが意外と難しいんですね。
 
お金も充分でない、社会的地位も高くない、子供もいう事を聞かない、それで何を幸せに感じればいいの?と。
 
そこから抜け出す早道は、多次元的な世界の仕組みを理解する事だと思います。「内から外へ」「内なる幸せが先にあり、後から外に現れてくる」というのは、多次元的な世界の仕組みですからそうした仕組みを理解せずに、3次元の世界観のままそのことばだけを盲目的に信じても、あまり効率は良くないんですね。つまり、なかなか結果に表れてきません。
 
私たちは人間の五感が捉えた3次元地球バージョンの世界に生きてきましたが、それは五感の全てであって、多次元的宇宙の全てではありません。
 
当たり前の事ですよね?
 
例えば、顕微鏡や望遠鏡、電波なんとかいう測定機器等で、身体の五感ではとらえられない世界があることは明らかです。(ただこうした場合も、結局は五感で判るように置き換えて五感で把握してはいますが)
 
五感では捉えられない世界が無いなんて、ありえないですよね。
 
そういう世界にも、私たちの世界のように秩序だった世界が無限に存在しているのです。
 
ダメですか?私たちの感じているこの世界が、無限の多次元宇宙の中で唯一の秩序だった世界でなければダメですか?
 
なぜなんでしょうか?近代人類はこれまでどうしても自分たち以外の世界を、かたくなに否定してきました。
 
人知を超える遺跡や遺物、宇宙人との交流に関する古文書や言い伝え、未確認飛行物体の膨大な目撃事実という現実を、全て「バカげている」と笑い飛ばしてきました。
 
実はそこには理由があるのですが、今、その理由を掘り起こして責任が云々と議論しても意味はありません。
 
責任を追及する暇があれば、真実について自分で調べて自分で考えることです。
 
昨日の記事にも書いたように、多次元存在たちが、あなたの代わりにあなたを高次元へと持ち上げてくれる事はありません。
 
あなたがあなたのスピリチュアル的な力で、高次元に上がろうと進化を始めたときに、強力に「サポート」してくれるのみです。
 
そして、あなたが次元を上がるか上がらないかは、極端に私たちの馴染んだ視点から言えば「完全完璧にあなたの個人的な問題」であり、みんなと一緒がいいとかではないんですね。
 
他の人と一緒がいいというのは、多次元的には「どっちでもいい」「どちらでも興味ない」というようなことなんですね。
 
どちらに進んでも、結局はみんなと一緒なんです。多次元的な世界を捉える1つの切り口として、パラレルワールドという解釈の仕方があります。
 
次元上昇すれば次元上昇バージョンのみんなと、しなければ最終的3次元バージョンのみんなと一緒に世界を経験していくという事なんです。
 
なかなか理解に苦しむ世界観だという事は重々承知していますが、それが現実の多次元世界なんです。きっと。
 
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