アセンションの時代

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金融システム(なぜ破綻直前なのか?)

皆さんの地域ではどうなのかわかりませんが、私の住んでいる地域では、年末年始から基本的に穏やかな日がとても多いです。
 
今日も午前中に近所の山を散策してきたのですが、風もなく暖かな陽差しが降り注ぎ、まるで春のような心地よささえ感じられます。
 
何となくですが、この2~3年で人生で一番厳しい時期を通り越したなぁって感じています。
 
恐らく社会的には、今年からが一番厳しい時期を迎えることになるだろうと思っていますが、個人的にはそれ程難しい時期にはならないだろうと感じています。根拠のない自信!(笑)
 
今日は、いつもとは少し視点を変えて、経済と金融について解説しておこうと思います。
 
今から始まる混乱は、こういう経緯をたどって来たのだということを、何となくでも感じておくことは有意義だと思います。
 
【金融】
 
そもそもが現在の金融システムというのは、富める者がますます富んでいく、持続不可能な仕組みになっています。
 
利息とは、貧しき者が富める者へと納めるお金です。富める者は、何もしなくてもお金が集まってきて、貧しき者はお金が無いから借りるのに、それによってさらに利息の負担を強いられ、ますます貧しき状態へとおかれていきます。
 
ちなみにここでいう貧しき者とは、私たち全てを含む大衆と捉えていただいて差し支えありません。1億円とか2億円とかというドングリの背比べの話しではなく、何兆円という巨万の富を支配し、このシステムを創り上げてきた人たちを富める者として話しています。
 
しかし、彼らは自分たちの本質である「寄生」という性質を忘れ、宿主である私たちを食い尽くす寸前にまで追い詰めてしまったんですね。
 
ガン細胞は肉体という宿主に宿り、そのなかでひたすら増殖していくのですが、宿主の死により自らも死を迎える事になります。それと同じですね。(笑)
 
彼らは自画自賛の金融システムを駆使して宿主の金融資産を食い尽くすことにより、自らの力の根源である金融システムを破綻させてしまったんですね。
 
とても賢いように見えて、実は単なるお馬鹿さん達なんですね。(笑)
 
覚えていますでしょうか?数年前にアメリカでサブプライム問題が発生しました。実はあの時に、世界の金融システムは再起不能なまでのダメージを受けたのです。
 
しかし、それは困るということで、欧米各国は政府が国債を発行して金融機関に公的資金を投入し、何とか無理矢理に蘇生させたのです。
 
所がそれによって、世界各国の国の借金は天文学的な数字へと跳ね上がり、世界中の国が破綻の危機に瀕することになりました。
 
しかし、それもヤダヤダ!という事で、日米欧の中央銀行は「超金融緩和」、つまりお金がないなら刷ればよいという理論をもって、自国の国債を買い支え始めたのです。
 
これはもうシステムダウン直前の症状です。
 
その副作用はすでに新興国での物価上昇や不動産バブルなどに現れており、先進国では株式市場のバブルに現れています。そして、さらなる問題を次々に引き寄せ始めているんですね。
 
「お金がないなら刷ればよい」
 
開き直れば上手くいきそうに思えなくもないこの理屈も、やはりうまくはいかないんですね。
 
多次元的なエネルギー環境との兼ね合いからも、2014年はそうしたシステム破綻の表面化のとしになると思います。
 
経済についても書こうと思ったのですが、長くなったので又の機会に改めることにします。
 
邪魔な旧システムが崩壊すれば、いよいよ調和的な新システムがひのめを見始める事になります。とても楽しみです。
 
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