アセンションの時代

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アセンションを実感するコツ

これまでにも時々書いてきたのですが、私たちはこれまで過去・現在・未来という3種類の時間を使い分けてきました。
 
現在、私たちはアセンションの時代の扉をくぐり、完全にその過程のまっただ中にいます。
 
しかし、その事について疑問を持っている人は、アセンションに興味を持っている人々の中にもかなり多くいるのではないかと思われます。
 
そんな時、私の頭の中に昔から繰り返し浮かんでくる言葉があります。
 
「心ここに在らざれば、見れども見えず、聞けども聞こえず。」です。
 
まず、アセンションを否定していたり、あるいは興味を持っていない人々の多くがなぜ、「それは起こっていないそんなことはあり得ない」と考えるかと言えば、そうした人々は「過去」という時間に捕らわれているからではないかと思います。
 
ここで少し補足しておきたいのですが、今書いていることはそれが全ての原因だと大々的に強調するのでは無く、そうした要素がありえるという事を、皆さん自身の参考にしてみると少し何かが変わる可能性が在るかも知れないということです。
 
これまでがそうであったのだから、今そんな事が起こるはずが無い。
 
今という瞬間に集中する比率が低いような気がするんですね。過去を参考にすることに異議を唱えるつもりはありません。しかしそれは、精神的な面から今に集中していながら過去を参考にするのであって、過去に集中して今を結論づけるという事ではないんですね。
 
過去に捕らわれ、過去の常識に集中している限りは、新しい今という瞬間の変化を見つけ出すことは出来ません。心がここに無く、過去へ行ってしまっているからです。心が過去へ行ってしまっていれば、例え目の前に変化が繰り広げられても、それに気づくことは出来ないものです。
 
では、アセンションに興味を持っている人たちが、過去の常識を捨てて変化を待望している人たちがなぜ同じように今起きている変化を見つけ出すことが出来ないのでしょうか?
 
それは、先ほどの人々と反対で、「未来」という時間に捕らわれてしまっているからかも知れません。そうした人々は、アセンション後の完成形に心を奪われそうした劇的ドラマチックな変化を待望する傾向があるように感じられます。意識を集中する方向が後ろか前かの違いはありますが、やはり「今」という瞬間に集中していないのかも知れませんね。
 
このブログの中でも繰り返し書いてきたのですが、「過去」や「未来」といった時間は実在するものではないんですね。実在するのはただ唯一、「今」というこの永遠の瞬間のみです。
 
どなたか過去や未来という時間を生きたことのある人はいますか?今、頭の中で考えれば過去かも知れませんが、実際に生きていたその時には「今」であったはずです。そして、その今というこの永遠の瞬間のみが唯一の実在する時間なんですね。
 
過去や未来は実在しないんです。ただ、物事の変化を直線的に捉えて整理するために人類が考え出した記憶整理方なんですね。だから、過去や未来を参考にして今に集中するのは良いのですが、過去や未来に集中して「今ここ」への集中力が散漫になってしまっては、せっかく見て感じるチャンスの出てきている変化を見逃してしまう可能性があるんですね。
 
旅行の楽しみは、旅館について夜寝むりにつく時にある訳ではないんですね。そこに至る過程が楽しいんです。
 
私たちのアセンションという旅は、計画からの長い準備を終えて、2012年12月21日に集合場所に集合してバスに乗り出発したのです。2013年には工事や未整備の一般道を走ってきたのですが、2014年に入って高速道路へのインターチェンジが見えてきました。そして、今、高速道路へと入っていく所なのです。
 
ただ、それは全体的な概要で在って、この旅は各自がとても自由気ままな旅なんですね。遅れて新幹線で来る人もいれば、先に行って待っている人もいます。今回は気分が乗らなくて欠席する人もいるのです。それで良いのです。そもそもがそういう旅なのですから。
 
ただ、出発したバスの中にいても、「準備の時、忘れ物をしていないか?」「予約を入れたオプションは失敗だったのではないか?」などと過去に捕らわれていたり、「まだこんな所を走っているのか?」「いったいいつになったら目的地に着くんだ?」と未来に心を飛ばしてしまっている人は、移りゆく車窓の風景も、車中での仲間達との会話も十分に楽しむことは出来ません。
 
実在しているのは今!今!今!なんです。今しか無いのです。今ここに集中することでしか、アセンションを実感する事は出来ないのです。例え今が思い描くようにドラマチックで無くても、今の風景が目的地の風景とは異なっていてもアセンションの旅は既に出発しているんです。
 
変化をカットして飛び越して旅を進むことは出来ないんですね。
 
まっ、そういう訳で、過去や未来という幻想には囚われない程度で参考にして、今をかみ締めて楽しんで行きましょう。
 
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