アセンションの時代

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「その時」何が大切か

中国の江蘇省の小規模銀行2行で、取り付け騒ぎが起きているそうです。1行については今日で3日連続の騒ぎとなっており、それがさらに別の1行へと拡大したようです。
 
個人的にはこういう騒動は、始まったら最後でもう止められない状況へと突き進む可能性が高い出来事の1つだと思っています。
 
中国では以前にもこうした取り付け騒ぎが発生したことがあり、その時は即座に消し止めることが出来たようですが、今回はそれが出来なかった事になります。
 
中国では今年に入ってから、これまで政策的に回避させてきたデフォルトを社債や理財商品において段階的に解禁し始めています。つまり、これまで隠してきた不良債権がいよいよ隠しきれなくなって、政府も全ては背負いきれなくなり表に出し始めたのです。
 
今回の取り付け騒ぎの町でも、年始めに協同組合が破綻して不安が高まっていたようで、何の流れもなく突然に単発的に発生したのではなく、大きな崩壊への流れの一端としてこうした出来事が現れているという事です。
 
そうした事態を見越した海外からの投資資金は、中国からの逃避を続けており通貨の元が安く売られ、短期金利も上昇傾向にあるようです。
 
ウクライナの問題でロシアが金融制裁を受けた結果、世界の市場からロシア系の資金が自国への逃避を始めてもいるようです。こうした動きも市場の足を引っ張ることになります。
 
そうした不安要素は上げだしたら切りがありませんが、ここの所の中国の金融的な動きには特に気になる動きが多々あります。
 
さて、そこから崩壊が始まるのか、早々に始まるのかは何とも言えないところですが、可能性はあると言えると思います。
 
その時に、何が大切なのでしょうか。
 
「銀行の預金はどうしたら良い?」「日用品等の備蓄を増やした方が良い?」
 
そうしたことがまず頭に浮かぶかも知れません。短期的にはそうした備えも大切だとは思います。しかし、これはアセンションという大きなイベントの流れの中での出来事なのだということを、今一度よく認識し直しておきたい所です。
 
「闇→分離→競争」から「光→愛→調和」への転換の過程としての出来事だと言うことを、自分の内につくりあげたスピリチュアル的な世界観の中に落とし込んで把握しなければ、荒波の中で進むべき方向を見失うことになってしまうのではないでしょうか。
 
私たちの本質的なものは、目に見えないエネルギー的な状態にあり、目に見える世界というのはある意味で影かんですね。
 
人形劇では人形や家などの小道具が動きますが、動かしているのは私たちの心というエネルギー状態なのです。肉体や物についてもまったく同じ事が言えます。肉体が人生を動かしているのではなく、心というエネルギーのが人生を創り上げていくのです。
 
社会現象という影を捉えながら、それを映し出している世界のエネルギーにも注意を向けてみるとオモシロイかも知れませんね。
 
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