アセンションは外からは来ない
自らの「外」と「内」というのを、一度、極端に意識して見るのも面白いかも知れません。
つまり、五感で感じるいわゆる日常の現実世界を「外」とし、自らの内面に広がる心の世界を「内」とします。
幸せというのは、外から来ることは無いんですね。それは、必ず内から訪れるものなんです。それは、幸せという感覚が持っているエネルギーの質であり、それを帰ることは出来ないんですね。
宝くじが当たったからとか、仕事で出世したからという事は「幸せ」とは特に関係ないんですね。しかし、私達はそうした事こそが幸せの象徴であるとして刷り込まれてきましたので、一時的に何となく幸せなような気がするかもしれません。
しかし、それは幸せを錯覚しているだけで、幸せになっている訳ではないのだと思います。
もちろん、宝くじに当たり、あるいは仕事で出世して本当に幸せを感じる人もいるでしょう。
つまり、イコール幸せだと思われている出来事でも、実際に人々は幸せにも不幸にもなっているのです。それは、その出来事が幸不幸を決めているのではなく、受け取る側の人間がその内側からそれをどう受け止めるかが重要なのだということなのです。
私達は3次元の世界に長く暮らしてきたために、どうしても外側に幸せを探す傾向が染み付いてしまっているのです。しかし、幸せが外から訪れることはありません。それは内からしか現れることことが出来ないエネルギーの質なのです。
アセンションについてもまったく同じことが言えます。
アセンションといわれる現象の結果、私達が体験することになるであろう出来事や能力についても、それを外側から求めても手にいれ経験することは出来ないのですね。仮に出来たとしても、それはとても非効率的な経験であり、なかなか次へと成長し進んでいけないと思います。
ただ、そうした外の現象が内の進化をサポートすることはあるでしょうが。
そうしたサポートを進めるのがライトワーカーといわれる人々や、高次元の存在たちの役割にもなります。
そして、ここで私が言いたいのは、そうした存在たちはサポートはしてくれるけれど、代わりにその人のアセンションをしてくれることは無いということです。
それはなぜか?
単純にそういうものなのだと思います。