アセンションの時代

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「ファブラボ」未来は既に始まっている

今朝、ファブラボという仕組みについての記事を見かけました。
 
話題になっている、3Dプリンターなどを市民で共有して、お互いにそこで様々な物を製作するためのデータを提供しあってそれも共有する、市民工房的な仕組みだそうです。
 
私の好きな本に、「お金のいらない国」という本があります。
 
薄い本で、物語になっている子供でも簡単に読める本なのですが、内容はとても濃厚です。
 
その(高次元の)国では、仕事は生きるため(私たちの社会で言うお金のため)ではなく、好きなことを探究していったり、人に喜んでもらうためにあるものなのです。
 
物はみんなの物であり、物作りが好きな人は自分が作りたい物をつくり人々に提供します。そしてまた、同じように人々からもらうのです。そこにお金のやり取りはありません。
 
みんなが、自分の能力を最大限に楽しみながら社会に提供し、それで社会がまわっていくのです。
 
はじめに書いたファブラボという仕組みには、この高次元社会の香りがします。市民で共有するハイテク製造機械を使って、プログラム作成を得意とする人たちがデータを提供してそれもみんなで共有し、無料あるいは低料金で自分の気に入った物を手に入れることが出来ます。
 
これまでは、工場と大規模設備と熟練の職人によってつくり出され、高額なお金を必要とした物が、簡単に手にはいるようになってきているのです。
 
職人の人たちが失業すると心配される方もいるかも知れませんが、こうした方向へと社会が全体として大きく進み始めれば、食うための仕事はそもそも必要が無くなっていくのです。
 
そうした方向へと人類は、既に舵をきり始めているのだと思います。
 
その流れを決定的に加速させるのは、「フリーエネルギー」と「金融システムの変革」だと思います。
 
各分野で多くの人々がすでに動き出しているんですね。私は「金融システムの変革」に少しでも関われたらいいなぁと思っています。それは、トップダウン的な専門家集団による上からの変革ではなく、市民による下から広がっていくものとして。
 
未来は既に「今」始まっているんですね。