アセンションの時代

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ゴールを知らないマラソン

昨日の記事に書いたように、パラダイムシフトについてまず1つ書いてみます。
 
私たちが生きている「目的」とは何なんでしょうか?
 
私たちは誰もがこの次元世界に生きていながら、なぜこの次元世界に生きているのか、その目的をキチンと解ってはいないように思います。
 
「どうであろうと、実際に生まれてしまったから取りあえず生きている訳で・・・。」
 
そんな感覚の中で、親や大人たち、あるいは社会の常識に教え込まれて、自分の中に生きる目的を信じ込ませていきます。
 
「お金(物)に苦労しないために。」
「出世して周囲の人たちに認められるために。」
 
そうした「未来」を目指して、「今」を我慢する人生を積み重ね、本当の自分を抑圧して一生をおくっています。それが、あまりにも当たり前になりすぎていて、本当の自分が判らないような状態にまでなっているようにも思えてきます。
 
今回のパラダイムシフトの最大のポイント、特に日本人にとって最大のポイントになるのは、「命(私たちの存在)」はこの次元世界だけで消えてなくなってしまうものではないという事を理解しなければ始まらないと思います。
 
魂が存在する「かもしれない」と思っている人は、かなり多いのではないかと思いますが、その一方で「死ねば全ては終わり」と考えていたりと、言ってしまえばよく解っていないんですね。
 
もちろん、私もかつてはそうでしたし、今でもキチンと解っている訳ではありませんが。少なくとも、この日常世界を超えた次元においても私たちは存在し続けているということだけは理解しています。
 
そうすると、それを理解することによって、この次元世界での生きる目的というものが大きく変わってくるんですね。
 
例えてみますと、私たちは多次元的な1つの自画像をかいているとします。この次元では手を描く目的で生まれてきたとします。そうした大きな目的を理解できていれば、今回の人生で上手に手を描くことに集中して生きる事が出来ます。
 
しかし、今回の人生が全てであり、後にも先にも何もないとなれば、右手を欠くところに左手を描いてしまったり、あるいは足を描いてしまったりということにもなりかねません。
 
つまり、目的を忘れてしまっているので、目的と違う事をして一生を終わらせてしまうのです。
 
それはそれで、より大きな学びの観点からは問題は無いわけなのですが、出来る事ならキチンと目的を達成して、次の目的へと進んでいきたいものです。
 
この次元世界では、私たちは「調和」「一体性」を学んでいます。それをより具体的に表せば、「助け合い」「支え合い」「ボランティア」「協調」等々、色々な表現があります。
 
しかし、私たちが生きている社会は、システムそのものが「競争」「分離」を前提として積み上げられています。そのシステム内において優れた者が富を得て、うまく適応できていない者は苦労することになる。
 
「そんなの当たり前」。そう思った時点で、私たちは分離システムを受け入れてその中から抜け出せていないという事なのですね。
 
そうした当たり前の前提を変えていく事が、パラダイムシフトなんですね。
 
私たちは人生と言うマラソンを走っています。しかし、どこにゴールがあるのかわからずに走っているんですね。知らないうちにスタートしてたから、とにかく走ってはいるのだけれど、どこにゴールがあるのか解らないんですね。
 
ただ、前の人が走っているのについて行っているだけなんですね。
 
これまでの過去生としての人生は、ある程度はそれで良しとしてその中で学びを得てきたのかも知れません。
 
しかし、アセンションと言うこの次元世界の卒業試験の真っただ中にある今の私たちは、自分がなぜ存在し何を求めているかをそれなりに理解して実践していかなければならないんですね。つまり、なぜ「調和と一体性」が真理なのかを理解して実践していく必要があるのです。
 
もちろん、それは強制的な事ではなく、自分に合ったペースでまたしばらくの間、この次元世界で学びを重ねてみるという選択肢もありそれはそれで尊重されるべきものですが。
 
私は出来る事なら、そろそろ先に進みたいものですが。
 
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