アセンションの時代

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アルゼンチン・未来への一歩

来週30日、アルゼンチンがデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が決定的になりつつあります。
 
これは当初から予想できていたことで、アルゼンチンの断固たる決意を軽く見て荒稼ぎをしようと目論んだハゲタカファンドの敗北以外の何ものでもないと見ています。
 
単純に見てしまうと、借りたものを返せませんというのがデフォルトという訳なのであり、そういう意味からは決してデフォルトは良いものではないのですが、話はそんな単純なものではなくドロドロの利害関係が絡み合ったものなんですね。
 
今回起こるであろうデフォルトは、過去に起こったデフォルトとは異なり、闇に属する勢力の敗北以外の何ものでもないと思います。
 
これまでのデフォルトは、闇により引き起こされ、それによって破綻した国ではIMF等による援助という名目で徹底的に搾取が行われてきたんですね。
 
しかし、アルゼンチンは2001年にデフォルトを起こしており、闇のコントロールによるつらい搾取を経験してきたんですね。
 
従って、今回は理不尽な要求には断固応じないという貫いて、選択的なデフォルトに突入する決意でいるんですね。
 
今回の破たんは、返済能力が無くなったから破綻するというばかりのものではなく、法律的・政治的な側面からのデフォルト選択なんですね。
 
それはある意味で、闇の支配からの独立宣言でもあるのです。
 
アルゼンチンにとってその結果の悪影響は未知数でありますが、私は意外と簡単に収まるのではないかと見ています。
 
それよりも、それ以上に衝撃が突き抜けるのは、闇の勢力による世界金融支配体制への衝撃的な亀裂です。
 
これをもって即刻崩壊すると言う類のものではないでしょうが、第2のアルゼンチンつまり債務不履行→借金踏み倒しを望んでいる国は今や世界中に溢れているのです。
 
実は、アルゼンチンに先立ってそれを実行し見事に息を吹き返した国があるんですね。
 
 
しかし、アイスランドの復活は「大手マスコミ」からは一切報道されていません。闇の勢力の支配下にある「大手マスコミ」からは。
 
困りますからね。搾取的金融システムを維持する上で、そんな成功例を知ってもらっては。
 
アイスランドも政策的な不注意はありましたが、実際は悪意的な市場の罠にハメられてあっと言う間に出来上がった膨大な借金でしたから、国民が未来永劫にわたってその借金のために搾取され続けるべきものではないんですね。
 
さて、来週のアルゼンチン破綻を受けて、周辺の国々はどういう対応と決断へと導かれていくのでしょうか。夏を超えて、秋くらいには崩壊が加速してくるかも知れませんね。
 
今年の秋は、他の面からも大きく動き始める可能性が大きそうな気がしています。
 
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