アセンションの時代

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時間と「思考とハート」

時間が存在しないということについて、最近少しずつ認識が進んできているような気がしています。
 
その事については、結局は同じ1つの考え方なのかも知れませんが、解り易くは2つの捉え方で説明してみようと思います。
 
1つは、多次元と3次元という次元的な視点の違いからくるものです。
 
たとえ話で書きます。私たちがいるところは3次元だとします。すると、目の前に漫画の本がズラッと並んでいます。漫画の本は2次元の世界です。
 
漫画の中の登場人物は、1巻の1ページから順番に時間が流れていき、最終巻の最終ページまで直線的に流れていきます。
 
しかし、3次元の私たちからしてみれば、全てのページは「今・ここ」に存在しています。1巻から読むことも出来ますし、飛ばして5巻から読むことも出来ます。戻って、3巻を読むことも出来るのです。
 
しかし、そうした現実を2次元の世界の登場人物たちに説明しても、彼らはまるでそれが理解できないのです。そう。高次元の存在たちが、私たちにそれを説明しても理解できないのとまったく同じように。
 
それからもう1つの視点があります。
 
私たちは可能性という量子の海に存在しています。人体という感知機能を通したものしか感じられませんが、実際には私たちは可能性の海にいるのです。
 
その無限の可能性は、観察者(つまり私たち)に感知されたときに初めて瞬間として現実化されます。
 
その瞬間の感知を繰り返すことによって、パラパラ動画のように目の前で日常が動き出すのです。
 
その時に問題となるのは、どの可能性を感知するかということです。思考には新しい未来を創造する能力は無いそうです。思考にあるのは、過去のデータから未来を予測することです。そして、思考は3次元世界での生存を維持していくという役割をになっているので、状況が変化することを嫌います。
 
つまり、思考に任せている限りは、過去の延長としての未来を選択していくばかりなのです。どんなにハートが、「おいおい、それはおかしいだろう。」と叫んでも。
 
そうした生き方を手放して新しい未来に向かうためには、主導権を思考からハートへと返上させる必要があるのです。大政奉還ですね。
 
するとハートは宇宙の摂理にかなった新しい未来という可能性を感知(選択)しはじめます。しかし、それは当然に大きな「変化」を伴うことになります。思考がもっとも嫌い、不安になるものです。
 
思考は何度も、旧来の路線である可能性世界へ引き戻そうとします。しかし、新しい可能性を選択しなければ、過去の延長の結果として行き詰まり崩壊し行く世界から抜け出せません。それでも思考は、本能的に「変化」を恐れるのです。
 
これが古い価値観を手放して、新しい未来を創造していくということの内幕です。
 
本当に私たち人類は、「何も知らずに」暗闇の中を手探りするように進んでいるんだなぁということを実感します。本当に無謀な挑戦であると思います。ほんと~に、無謀なことですよ。(笑)
 
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