アセンションの時代

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アセンションの「カギ」

これまでの次元世界の大きな特徴は「二元性」にありました。
 
上と下・右と左・男と女・大と小・長と短・・・・等々。
 
その中でも最大のテーマとして存在する二元性が、価値判断としての善と悪です。エネルギーとして言うのであれば陰と陽ということになるでしょうか。
 
3次元世界というのは、善悪の二元性による葛藤の場所なんですね。
 
この善悪を統一することによって、ようやく4次元へと進むことが出来ます。
 
それでは善悪を統一するというのは、どういうことなんでしょうか?
 
3次元に存在する私達の最大の誤解は、善悪が外にあり、外にある悪を殲滅することで善だけになってより良い(4次元の)世界へと進んでいけるのだと信じ込んでいる事にあります。
 
しかし、善悪とはそもそもが価値判断であり、外には存在していないんですね。外にあるのは陰と陽というそれぞれのエネルギーの性質があるだけなのです。それに全だとか悪だとか言う価値判断を重ねて世界を見ているのは、各自の内面世界であり、善悪は人の内面にのみ存在するものなんですね。
 
例えば、戦争をするときやケンカをするときというのは、常に善と善の戦いなんですね。お互いに「自分が正しい!」と思い込んで戦っているのです。善悪とは人の内面にあるのに、外側にあるのだと思い込んでしまっているからこそ、そうしたおかしなことが起こるんですね。
 
従って善悪を統一するというのは、自分の内面によってのみ可能な事なのです。それが外側から起こってくることは決してないのですが、人々は外側からそれを起こそうと努力したり、あるいは悪(相手)を倒すことによって善(自分(達))だけになろうとします。
 
だから、善が4次元へ行き、悪が3次元に残るという考え方は間違っているのです。
 
自らの内で、善と悪を統合した人が、陰陽の統一した状態となって4次元へと進んでいくのです。統合するとは、お互いにその役割を認めて受け入れるということです。
 
ただ、ここで間違えてはならないポイントは2つ。1つは、それは3次元的視野(3次元が全て)に囚われては難しく、より高次元の視点から3次元の二極性を学びの場として受け入れてはじめてそれが可能になるということ。
 
それからもう1つは、その役割を認めて受け入れるというのは、「それに従う」という意味ではないということです。
 
そうしたことから考えていけば、4次元にいくのは善でもなく悪でもないのです。善悪の価値判断を超越した、バランスの取れた陰陽のエネルギーが波動を上昇させ4次元領域へと突入していくのです。
 
それを自己の内面から起こした人が、アセンションをするということです。
 
人はエネルギー的な感覚には慣れていないため、エネルギーや波動と書くと難しく感じられるかもしれませんが、ようは善悪の戦いを自分の内側から集結させるというそれだけのことです。無視して目を背けて終結したかのように装うのではなく、キチンと終結させるのです。
 
そのためのポイントが、より高い視野、つまり魂としての高次元から物質次元を学び場を見下ろすことによって可能になるということ。
 
気をつけるのは、悪というあり方を受け入れること。しかし、それは「従うことではない」ということを理解することだと思います。
 
悪は3次元、善は4次元という考えがそもそも3次元の中の二元的な発想なのです。
 
4次元へ行くのは、善悪を統合した陰陽のエネルギーとしての各個人なのです。外の世界は単なる鏡であり、ある意味おいては自分とは関係が無いのです。
 
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