アセンションの時代

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混沌世界の羅針盤

言ってみれば当たり前のことなのですが、私たちが体験している世界は、世界を構成している法則的な波動と私たち自身の波動との混合的結果として、私たちの目の前に浮かび上がっています。
 
それはどういうことかを確認すると、世界を変えていくためには、目の前の環境法則的な波動が変わることによって変わる場合と、自分自身の波動を変えることによって変わる場合、そしてその双方が変わることによって世界が変わって浮かび上がる場合が考えられます。
 
アセンションという現在進行中のこの大きな変化の流れを考えるとき、環境法則的な波動は放っておいても確実に大きく変化していく流れを生み出しています。
 
すると問題となってくるのは、私たち個人の波動ということになります。
 
この時、私たち人類の選択は大きく2つの傾向に分けられるのだと思います。
 
1つは、環境変化の波動と同調し、調和的な波動を受け入れ相乗効果的に高めていくということです。この場合は、これまでの流れからの大きな変化を遂げることになりますので、価値観の転換をいかにこなしていくかが重要なポイントになります。
 
環境法則的な波動は、強制的に変化していくので私たちはこれまでの「常識」から放り出されることになります。まず感じることは「カオス的状況と不安」だと思います。私たちは言葉で言ってしまえば、簡単に「分離より調和が良い」と判りますが、実際には長らく分離的システムに染まって生きてきたわけであり、思いもよらぬ常識にまで分離が染み付いているんですね。
 
つまり、これは分離ではないと当たり前に思っていたようなことまで分離的要素として私たちからはがし落とされることになるのです。
 
この時に、それを手放すことを恐れずに、新しく掴む世界へと意識を集中していけば、波動上昇は促進されることになります。
 
しかし、この時に手放すことを恐れ、新しい世界に目を向けることなく、必死になって古い分離の世界にしがみ付こうとする人たちも出てくると思います。
 
環境的波動が上昇する中で、これまでのより低い波動を維持するためには、自分の波動をどこまでも低く急降下させていかなければなりません。
 
そうした人々は、環境的に高まった能力により集合的にこれまでの低い波動世界のような世界を創り出すことになります。
 
それは、第3密度の抜け殻のような世界であり、虚構の世界なのですがしばらくの間はその世界で生きていくことが出来ます。しかし、最終的には世界もろとも滅びてまた別の学びの世界へと移っていくことになります。
 
現象世界を1つ1つ捉えてその意味を考え出すと、とても複雑なように感じてしまいますが、波動あるいは分離と調和の色合いとしてシンプルな捉え方をすれば、世界の本質はとても単純なものなのかも知れません。
 
混沌を感じる複雑な時代ほど、その本質を見極めるシンプルな視点を持っていると、混沌に飲み込まれること無く日常を進んでいくことが出来るかもしれませんね。
 
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