アセンションの時代

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自分を変えなければ、世界は変わらない

私たちが経験している次元世界という仕組みは、「してもらう」ようには出来ておらず、自ら「する」ために存在しているのです。
 
目の前に広がる世界は、自分の波動によって実体(幻想)化されている鏡であるという事を理解する必要があります。
 
私たちは映し出されたその世界の中で、様々な人々に出会いますが、そうした人々でさえもそれぞれ異なった角度から自分自身の波動を映し出してくれているという事なのです。
 
そうであるにも関わらず、私たちは自ら「する」ことに不安を感じ、他人や社会や時間が代りにそれを「してくれる」ことを望む傾向があります。
 
しかし、そうしたものが「してくれる」ことによって解決していくというのは、本質的には錯覚なんですね。
 
自分が「待ち」に徹して、自ら「する」ことを拒んでいる限りは、一見、環境や時間によって解決されたように感じられても、形を変えてまた同じ問題が繰り返される事になるんですね。自ら「する」ことによってそれを乗り越えるまでは。
 
「する」とは、必ずしも物質的な行動ばかりではなく、内面的な成長の場合もあり、それによって環境や時間が問題を解決してくれたように感じる事もあるかも知れませんが、それは、内面の成長がそういう形で現れたに過ぎず、本質は自らが進化「する」ことにあるのです。
 
先日の記事でも触れましたが、私たちは皆と一緒である事を望む傾向があります。皆と一緒にいて皆と同じようにしていれば・・・、という思いを持つように。
 
しかし、皆というのも結局は「あなたの波動バージョンの皆」なんです。
 
自分がこれからどういった世界を選択していこうと、皆と一緒にいる事は出来るのです。ただ、それが分離・破滅型の世界の皆となるのか、調和・平安型の皆となるのかは、結局は自分の選択しだいなのです。
 
基本的にこれまでの社会は分離的なシステムに基づきその上を突っ走ってきました。
 
変化というのは、人間のマインド(エゴ)が最も恐れるものの1つです。しかし、そうした変化を恐れてこれまでのシステムの延長に皆でしがみ付いている限りは、調和的な世界へと自分の波動を切り替えていく事は出来ないんですね。
 
今から大きな混乱が始まろうとしています。
 
これは、とても大きな、そして最後のチャンスなんですね。これまで慣れ親しんだ分離的なシステムが崩壊を始めるのです。今までであれば、自ら決意して社会の流れから離脱しなければ成し遂げられなかった方向転換が、社会自らが崩壊し、分離のシステムを手放す事を私たちに促してくれるのです。
 
私たちは、慣れ親しんだ(分離的な)社会システムを、ただ崩壊するに任せて手放せばよいのです。しかし、分離の崩壊と調和の開始というこのアセンションの流れが理解できておらず、なおかつ分離的なエネルギーを手放せていない人々は、必死になってこの崩壊を防ごうとします。
 
何が何でも分離のシステムにしがみ付き、新しい調和への流れを拒む(あるいは気付かない)のです。それが、皆あるいは自分のためであると信じてしまっているのです。
 
今からはじまる混沌とした転換期では、必死になりもがけばもがくほど、深く沈んでいく事になります。
 
私たちは、マインド(エゴ)が創造したこの分離的な社会システムの崩壊を、ただ崩壊するに任せて手放せば良いのです。そして、ハートの声に自らを委ねて、助け合い支えあう事を重ねていけば良いのです。
 
人はそれぞれに魂のレベルからの、役割と目的とを持って存在しています。各自がハートの声に委ねて動き出せば、それぞれの役割が自然とつながり始め、やがて調和的な社会が自然に整っていくのです。
 
それが、次元世界の仕組みです。
 
私たちはマインドで持って、いつ?誰が?どうやって?と僅かばかりの能力で必死になって考え、またそれで何とかなる、何とかしなければならないのだと思い込んでしまっています。
 
しかし、この多次元世界は、私たちが思っているほど薄っぺらく狭小で単純な世界ではないんですね。
 
私たちにその全てを理解しコントロールする必要はないのです。
 
私たちは、この次元世界のこうした少しばかりの法則を知り、自らの存在をそれに委ねれば良いだけなのです。
 
自分がそれを始めなければ、いつまで待っても、世界は分離から調和へ切り替わる事はありません。世界とは自分の多次元的な鏡なのですから。
 
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