アセンションの時代

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「物質次元」と「高次元」の関係

基本的に物質次元というのは、高次元の影だと言えるのではないでしょうか。
 
世界を動かす光のエネルギーは高次元から発せられ、私たちの物質次元へと届けられます。
 
チャネリングによって私たちに情報を提供している高次元の存在たちは、この光のエネルギーが地球に降り注ぎ、そこに定着していくさまを興奮を持って伝えているのです。
 
しかし、私たち物質次元の存在は、直接的にそうした光のエネルギーを感じ取る事が出来ません。私たちが直接的に感じ取るのは、あくまでも物質を通しての現象となって現れたことなのです。
 
高次元からの光のエネルギーが、私たちの精神に影響を与え、それが徐々に現象となって現れていくというのが一連の流れであり、今のように変化の時代には、エネルギーの到来から現象となって現れるまでに時間がかかるのです。その時間的なズレが、私たちがチャネリング情報に失望を感じる大きな理由のひとつです。
 
しかし、そうなってくると私たちは光のエネルギーの操り人形なのかという心配が出てきます。私たちがそれに大きな影響を受けている事は否定できません。
 
高次元からの光のエネルギーは私たちに方向性を与える事は間違いないと思います。しかし、私たちの自由意志は、それをどのような形で現象化させるかにおいて有効なのです。
 
だからこそ、高次元の存在たちは、エネルギー変化を伝える事は出来ても、現象的な変化を前もって伝える事は出来ないのです。
 
全ての未来は、量子的な可能性の海において既に存在しており、彼らにはそれを見る事が出来るようです。しかし、そうした可能性の海から、私たちが何を現実化していくのかは私たちの選択にかかっており、それは彼らにも知る事が出来ないのです。
 
ある意味で高次元の存在達と私たちは、魂のレベルで対等な存在にあります。今回の特別なアセンションという機会に対して、彼らは外からサポートする役を選択したのです。そして、私たちは中に飛び込んで、目隠しされた状態でそのサポートを受けながら直接的に挑戦していく事を選択したのです。
 
高次元からのエネルギーは、私たちに進化への方向性を与えますが、そのエネルギーを受け取ってそれをどの様に現象化するのかについては、私たち各自の問題なのです。
 
正確に言えば、「私たち」の問題ではないんですね。
 
それは、「私」の問題なのです。そして、「あなた」の問題なのです。
 
アセンションに限った事ではないのですが、この世界の仕組みというのは、「個人的なイベント」が集まって結果として「集合的なイベント」となり現れているのです。さらに踏み込んで言えば、「集合的なイベント」は鏡であり、ある意味では大した意味はないのです。
 
私たちは「みんなと一緒に」という「甘え」に逃げ込む事がとても得意です。
 
これは何も「みんなと一緒に」そのものを否定するわけではありません。ただ、そこにも「ポジティブ」な面と「ネガティブ」な面があるということです。
 
「みんなと一緒」を求めて、自ら動かない限りは前には進めないんですね。
 
それは何も、大きな事ばかりを言うのではなく、日常生活の中での調和を求めたコツコツとした行動から始まる事なのです。
 
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