私たちの「挑戦」!
私たちには、過去と現在と未来をバラバラに理解する傾向があります。
過去・現在・未来というのは、一連の流れであって一体的に捉える事ができ、私たちは現在という位置から過去へも未来へも変化を与える事が出来ます。
チャネリング情報を捉える時に、私たちはそうした全体を一体的に捉えた上で理解していく必要があるのですが、私たちにはそれをバラバラに捉えて理解しようとし、高次元の存在達とのやり取りがかみ合わない事があるのです。
高次元の存在たちは、私たちの本質に影響を与えるものの私たちが直接的に感じ取る事の出来ないエネルギー的な環境の変化を伝えてきます。
彼らは私たちがこれまでどの様なエネルギー状態で、何を現象化させ経験してきたかを知っています。そして、ここから先の未来にどの様な可能性(選択肢)があるかも理解しています。
しかし、彼らは私たちがその可能性の中から何を選択し現象化していくかについては、可能性からの推測でしかわからないのです。
人類という大きなくくりでの方向性などは予想もしやすいのですが、地域的なことや具体的なことについてはその方向性がブレる可能性が高く、個人的なことにいたってはその人次第で青写真からかなりそれてしまうこともあるのです。
つまり、未来に起こりえる可能性は全て決まって既に存在しているのですが、その可能性の中から私たちが何を選択するかは私たち次第であって、高次元の存在たちにも確定的にそれを知る事は出来ないのです。
しかし、私たちは「時間が私たちを未来(アセンション)へと運んで言ってくれる」かのように誤解し、「待ち」の姿勢で高次元の存在たちに「いつまで待てばよいのか?」との質問を繰り返します。
高次元の存在たちもそれでは困ってしまいますよね。私たちが「待ち」のエネルギー状態を維持している限り、アセンションへは近づけないのですから。
そして、ある期間内にそれが出来なければ、今回のアセンションという体験は時間切れで見送りということにもなりかねないのです。
それが悪いわけでも失敗というものでもなく、それも単に1つの選択だということだけなのですが、おそらくアセンションに関心を持っている人々の魂は、アセンションすることを目指して今回の人生に挑んでいると思うのです。
そうであれば「待ち」の姿勢はタブーです。特に2015年は、内面の準備が出来ている人には、それを行動へと促すような社会的変化が訪れると思います。
アセンションを考える時、社会的な変化がどうなろうと、それ自体はあなたのアセンションには何の影響もありません。社会的な混乱が訪れて、順調にアセンションが進んでいるなと思うのであればそれは完全に「誤解」です。
そうした現象によって「あなたの精神性が進化するとき」はじめてあなたはアセンションへと進み始めるのであって、あなたが精神性の進化を拒むのであれば、それはそのまま崩壊へとむかっていってしまうのです。
目の前の唯一の世界にみんなが存在しているのだという勘違いから抜け出してください。
目の前の世界は、あなたの個人的な世界であってあなたのものなのです。これは、スピリチュアル的な発想による世界観であるとともに、科学(量子論)的な世界観でもあるのです。
Aさんはアセンションする世界を生き、Bさんは滅亡する世界を生きるということには何の矛盾も無いのです。これは、比喩などではなく、文字通りにそうであるのです。
Aさんの世界では、もしかしたらBさんも一緒にアセンションすることがあるかも知れませんが、それはBさんの影であって、Bさんにとっての自分自身ではないのです。
う~ん、話しを飛ばしすぎたかも知れませんね。
ただ、アセンションを加速させるためには、本当の世界のあり方を理解する必要があると思うのです。これを理解しなければアセンションできないという訳ではありませんが、理解して進むタイプの人は特にここにはこだわってみると良いように思います。
もちろん、その道が唯一の道ではないですので、自分には合っていないと思えば、参考程度に留めておいて充分だと思います。ただ、そうならそうで、自分なりの世界との調和を進めていく必要はありますが。
2014年までで、じっくりと内面を成長させる期間は一つの区切りを迎えることになると思います。
2015年からは、カオス的な状況の中でその内面の成長が試され、自分の選択がより確実なものにされていきます。
そうした状況の中で、2014年までに私たちが各自で選択した波動世界を選びなおす事もできるのですが、それも年がたつたびに加速度的に難しくなっていきます。
より上の波動世界への乗換えが出来やすい人たちというのは、内面的な成長が進んでいるけれど、まだ行動が伴うには至っていないというタイプの人だと思います。
そうした人たちも既に現時点で、それに応じた波動世界を選択しています。しかし、今からの社会的なカオスによって、ある意味でそうした人たちは内面の成長をストレートに行動に現すように背中を押される事になります。
それに応える事ができれば、自然に波動は上の世界へと波動変更されるのですね。行動が伴っていないという事は、理解できているようでも実は本当には理解できていないということですから。行動が伴っているかどうかというのは、この世界ではとても大きな波動上昇の壁になっているんですね。
まあ、私たちの存在は永遠であり、その選択に失敗や間違いはありません。一見、そう見える選択も、魂の成長のために必要があって起こる学びの機会なのです。
そう考えれば気楽じゃないですか?(笑)
魂の視点から捉えるのであれば、私たちは失うものの無い、永遠の挑戦者なのです。情報の届く限りの全多次元宇宙の存在達が、私たちの成り行きに特別に注目しているのです。
いいですか、失うものは何も無いのです。
一発かまして、全宇宙を驚かせてやりましょうよ。(笑)