アセンションの時代

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パラレルワールドの仕組み

さて、今日も先日いただいたテーマで記事を書いていきたいと思います。今回は内緒さんにいただいたテーマで、「パラレルワールド」とそこでの生き方についてです。
 
パラレルワールドは私も過去の記事で時々書きましたが、新しい世界観へと移行するにあたって、この世界観に対する認識を持つ事は最重要項目の1つであると思っています。
 
しかし、それとはまったく異なる世界観を持って生きてきた私たちには、その世界観を受け入れるには始めはかなり馴染みにくいだろうと思っています。
 
基礎知識としては、物理学の二本柱の1つである「量子論」の世界観に触れて見ると参考になると思います。何も難しい数式と向かい合えというのではなく、どういう世界観を伝えているかを一般向けの本から軽く学べば充分です。
 
その上で、チャネリング情報などをあわせて、パラレルワールドを模索して見ると何か感じるものが出てくるのではないかと思います。
 
ここでは、シンプルに書いてみたいと思います。
 
私たちは「物理的な世界があり、その中に自分がいる」と考えていますが、実は本当のところは「自分がいて、その内面に物理的な世界が映し出されている」のです。
 
夢よりリアルな夢が、現実(物理世界)と考えれば多少は受け入れやすいでしょうか。
 
私たちは無限のエネルギーを持つ、量子の海の中に存在しています。多次元的な「今・ここ」の中で私たちは重なり合って存在しているのですが、それぞれの持つ周波数によってそれに対応した世界を自らの内面世界に映し出して経験しています。
 
テレビの電波は重なり合って存在していますが、各チャンネル(周波数)によってそれぞれに異なった経験を映し出します。仕組みとしてはそれと同じような感じです。
 
私たちは自らの周波数を変えることで、無限のチャンネルの中を渡り歩き命の経験をしています。
 
自分の持つ周波数とは、固定される事なく常に揺らいでおり、揺らぎながら上昇あるいは下降を繰り返しています。その、止まる事のない周波数によってそれに応じた世界が映し出されます。
 
私たちは今の人間として生まれてくる前に、おおよそどの様な経験をしようと言うシナリオを設定した上で生まれてきており、そうしたシナリオをブループリント(青写真)といいます。
 
これは必ずしも全てが決定しているわけではなく、例えば「事故にあう」という経験が設定されている場合は、その事故をさけることは難しいのかも知れません。しかし、その事故にあって、どう考えどう行動するかということは、自分の判断によるものでそこまでは決められていないと思うのです。
 
ブループリントと言うのは、ある意味避ける事の出来ない既定の人生設定であり、今の人生の中で決められるものではないと思います。
 
易ではこれを運命の中の「宿命」といいます。努力ではどうすることも出来ない部分です。
 
その一方で、そうした宿命にぶつかった時に、どう判断しどう行動するかと言うのは、人生を生きている今の自分に任されており、自分次第で舵を取る事が出来ます。
 
これを易では、運命の中でも「立命」といいます。
 
宿命と言うのは、人生の中で自分を表現するための材料(出来事)であり、立命というのは、順にやってくるそうした材料を通して自分をどう表現し自分がどういう存在であるかを決定する事だといえるのかも知れません。
 
パラレルワールドと言うのは、可能性世界のことを言います。可能性は無限に存在しているのです。その無限の可能性の中で、私たちは生まれてくる前にある程度のイベントや前提の設定をして生まれてきます。それがブループリントです。
 
それに基づく波動の中に生まれ出て、私たちは自分が何者であるかをその都度、決定する事により、波動の変化に従った現実を経験していくのです。
 
その中で、自分の鏡として映し出されている世界、つまり、自分の波動によって目の前に常に映し出されてきたものをパラレルリアリティーといいます。
 
まさに今も目の前に映し出されており、常に止まることなく変わり続けている世界の事です。
 
私たちがこの世界に生まれてくるときには、具体的にどんな仕事につきたいだとか、お金持ちになりたいだとかいう事は、あまり重要ではないんですね。
 
大切なのは、魂の成長を伴うどの様な経験を得る事によって、魂がどう成長できいるかという事が重要なのです。
 
目の前の現実は、自分の波動によって魂の成長に最も適した状況が自動的に選択されて映し出されるのです。成長すれば異なるレベルの経験が現れ始めますし、成長しなければ、設定条件を変えていつまでも同じ問題にぶつかり続けるだけです。
 
私たちが自我のレベルで、あちらの選択が良かったのかも知れないとか、この選択は間違っていたかも知れないと悩むのは、大抵は「設定条件」としての問題であって、人生の本質としてはそれは別にどちらでも大きな問題ではないのかも知れません。
 
その人生の中にいる私たちは、そう言われては身もふたも無いように感じられもしますが、大切なのは自分をスピリチュアル的にどういう存在として人生で表現するかだと思うのです。
 
それを例えばAという学校・仕事・趣味・結婚などを材料に表現するか、それともBという学校・仕事・趣味・結婚などを材料に表現するかというのは思うほど大きな問題ではないのかも知れません。
 
問題は、周囲に築いた環境ではなく、「自分が何者であるか」(例えばですが寛大・狭小・受容・拒絶・温和・激高、等々)を環境に縛られずキチンと表現し続ける事です。
 
まとめてみると、「本来行くべき道」というのは、寸分たがわずあなたの歩んできた道そのもので間違いないと思います。大切なのは、そうした経験を踏まえた上で、「今・ここ」であなたがどう考え行動するかという事ではないかと思います。
 
例えば、あれは間違いだったと気付けば、その経験はそれに気付き学ぶために必要な経験だったのです。
 
あれで正しかったのだと思えば、あなたは正しい道を進んでいる訳ですから、そのまま進んで見れば良いのです。
 
1つ大切な事は、あまり現象的なことに囚われすぎない事だと思います。今の進路で良かったのか?今の就職で良かったのか?今の結婚で良かったのか?
 
それらは実際は自分を表現するための材料であって、本当に大切なのは材料ではなく、本当のより高い波動の(調和的な)自分をいかなる材料であっても表現し続ける事です。
 
なかなか、これまでの常識とされる世界観とは大きく異なるために、うまく説明する事が出来ていないかも知れませんが、少しでも内緒さんの参考となるものが含まれていたのなら幸いです。
 
パラレルワールドの世界観をキチンと解説している資料はなかなかありませんが、大切な世界観だと思いますので、興味を持ち続けてもらえたらきっと知的な財産となるのではないかと思いますので頑張って見てください。
 
何か疑問があったら、また気軽にコメントください。可能な範囲で一緒に考えて見ます。
 
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