アセンションの時代

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次元世界の「回転から上昇へ」

私たちの感覚に刻み込まれているものは、3次元世界でいかにスムーズに回転あるいは循環して行くかと言う事です。

3次元世界で現象として現れる問題に対して、現象的に積極的に働きかけ、問題が解決したかのようにつくろっては1つの作業を完結させることを繰り返してきたのです。

物理的な現象として現れるものの根本は、自分の持つ波動にあるのですが、その波動を変えることなく、その現れである現象を物理的に強引に捻じ曲げる事で作業を完成させた気分になっていたのです。

しかし、自分の波動を変えることに重点が置かれていないために、その鏡である現象ばかりを強引な働きかけによってマインドの考えたように捻じ曲げても、また時間と共に自分の波動に応じた現実が繰り返し映し出されることになります。

私たちの努力や頑張りと言うのは、このように3次元世界の中で延々と空回りをする事に費やされてきたのです。

ただ、だからと言ってそれが無意味であるという事ではなく、そこにある学びを私たちが求めたからこそそれは繰り返されてきたという訳でもありますが。

そして今、アセンションの時代に必要な事は、こうして現象世界に囚われてから回りさせてきたエネルギーを、自らの波動の上昇へとより直接的に注ぎ込む事にあります。

現象的に現れ引き寄せられてくる事に囚われてそこに働きかけるのではなく、そうした現象を引き寄せる根源となっている自らの波動を上昇させる事により、引き寄せられてくる現象世界を変化させていくのです。

いわゆる私たちの頑張りというのは、3次元世界での空回りに注ぎ込まれている事が多く、次元上昇(波動上昇)へとなかなか向かっていないという現実があるように感じています。

私たちは、仕事での出世やテストでの良い点などに囚われてそこに膨大なエネルギーを注ぎ込みます。

しかし、その目標を達成したところで、また同じような次なる難関がやってくるだけで、3次元世界からは上昇することなくただいつまでもそれを繰り返すだけなんですね。

しかし、その努力を自らの波動を上昇させる事、つまり調和的にある事に費やしたのなら確実にその人の世界は変わり上昇していくのですね。そこで言う「変わる」というのは、引き寄せられてくる現象の全体的な質が上昇するという事です。

同じ質の現象を何度も繰り返すのではなく、新たに現れてくる現象が本質的に少しずつ調和に向かって質の上昇を始めるということです。

この時、現象に囚われて見ていると、一見して現象的に働きかけた人のほうがハッキリと成功したように感じるかも知れませんが、本質的には自らの波動を上昇させた人のほうが次から一歩進んだ現実を引き寄せる事になるのです。

現象的に働きかけた人は、次もまた進歩の無い同じような問題に直面する事を繰り返す事になります。

私たちは努力は美徳であり、努力していればいずれは報われると思っています。

その全てを否定するわけではありませんが、それは3次元世界での空回りにおいて通用する考えである部分が多々あるのだという事を理解する必要があるのかも知れません。

目的地と違う方向に頑張って走っても、頑張ったからといって目的地には近づいていかないのですね。

遠回りのように感じても、次元を上がるためには自らの波動を上昇させる事が近道であり唯一の道なんですね。つまり、調和的にあるという事です。

これから現象世界が荒れ出すにあたって、現象世界に囚われた視点をいつまでも持っていると、終いにはその世界に飲み込まれる事になってしまいます。

しかしその時に、意識の焦点を自らの波動状態(調和度)に向けていれば、波動を大きく上昇させるチャンスに一転するのだと思います。

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