「ハート」と「マインド」が導く先
私たちの内には、マインドとハートという案内人が共存しています。
マインドと言うのは、一般的には頭で考える事とイメージされますが、その役割と性質は存在する次元世界内の狭小なルールにおいて、いかにそれに適応しその次元世界内で生を循環させるかという所にあります。
つまり、私たちの例に当てはめれば、マインドと言うのは３次元世界の生き残りというルールの中でいかに生き残るかという方向へ働き、その３次元世界内でそれを繰り返す事に費やされるのです。
一方でハートと言うのは、次元世界の狭小なルールに囚われることなく、常に大いなる源への帰還を目指して私たちに働きかけてきます。つまり、次元世界のルールに関係なく、常に上の次元・波動への指針を示し続けるのです。
つまり、今の時代において、マインドと言うのは３次元世界に留まろうとする性質を持っており、ハートと言うのは４次元以上の世界へ導こうとする性質を持っています。
言葉でこのように書けば、この記事を読む多くの人は、ハートの重要性を理解される事だろうと思います。しかし、しかしです。これを現実に当てはめたとたんに、ハートではなくマインドに操縦席を委ねてしまうのが、私たち人間の性質でもあるのです。
基本的に私たちは、生まれたときからマインドによって生きることを教育される社会に生きて来ました。従って、私たち社会の「正しい選択」と言うのはマインドによる選択である事が多いんですね。
そのマインドによる「正しい選択」が、私たちを３次元世界の循環の中に引きとめようとするのです。つまり、４次元以上への上昇を阻止するのです。
例えば仕事で、昔からの慣例として良くない事が行われているとします。多くの人は、それに異議を唱えることなく「嫌だなぁ」とは思いつつ流れに従って悪い流れに従います。
この「嫌だなぁ」というのはハートの声なんですね。しかし、その「嫌を正当化する」ためにマインドはたくさんの正当性を持ち出します。
受験勉強なんて嫌だなぁと思いながらも、その「嫌を正当化する」たくさんの理由を持ち出して、ワクワクする心を封印し勉強机にしがみ付きます。
高次元へ上昇しようとするハートの働きかけを阻止して、３次元世界の循環から離れまいとするのがマインドの悪い面なんですね。
しかし、だからと言って私たちが思うほどにマインドは悪者でもないのですね。地に足をつけて次元上昇への歩みを進めるためにはマインドの力が必要なのです。
なぜなら、ハートは高次元の法則・ルールは知っていますが、この次元の法則・ルールを知りません。従って、私たちが思うとおり、ハートの好きにさせたのでは今次元での生存の危機にさらされてしまいます。
ただ、今は既にこの世界自体が次元上昇を始めているために、余程ハートの好きにさせてもうまくいく環境になってきているのですが、それが簡単に出来れば苦労は無いわけで、やはりマインドの力も必要なんですね。
大切なのは、マインドの役割はハートのサポーターであるという事です。これまでは、マインドこそが自分であり、ハートは心を惑わす雑音のように扱われてきた側面があります。関係がまるでおかしかったのですね。
今大切なのは、ハートの声なんですね。その声を現実世界で実現させていくために、マインドの「アドバイス」が必要になります。この時、マインドがハートの声を否定すれば、それは相も変らぬ３次元世界の循環の中から抜け出すことは出来ません。
今からの流れと言うのは、マインドによってつくり上げられてきた、つまり極一部の支配的な勢力によって、私たちを３次元の低い世界に閉じ込めるためにつくり上げられてきた社会システムが崩壊します。
私たちが生まれたときから慣れ親しんで、それに従って生きてきたシステムが崩壊を始めているのです。
この時、余程アセンションへと向かう流れの理解が出来ていないと、どうしても慣れ親しんだ古いシステムにしがみ付こうと、マインドによる生存本能が恐怖するのです。
ただ、今回の救いは、しがみ付いたところでどうにもならないという事です。どうにもならなければ、開き直ってハートに委ねて見れば良いのです。
マインドが主導すれば３次元世界での循環へと導かれます。ハートは高次元へと導いてくれます。
最近繰り返し書いているように、現在、エネルギーはかなり強まってきているように感じます。これまでも春分が大きなエネルギー変化のポイントになると書いて来ましたが、この調子であると春分までにかなり強いエネルギー環境に達していそうです。
それをもって、即座に春分頃から現象的に何かが現れると言う訳ではなく、それは解りませんが、２０１５年という期間で捉えれば、今年はアセンションと言う流れの中でこれまでにない変化を実感できる年になりそうだと感じています。
それは、エネルギー感覚においても、それ以外の誰もが感じられる現象的な社会変化とうに関しても同様です。
← どうも、常用しているパソコンでのリンク設定がうまくいかず、貼ったり貼らなかったりですが、クリックよろしくね～。