「乗り越える」のではなく「消える」
アセンションをすると不安が無くなり、物事に囚われなくなり・・・、と言ったようにある意味超人的な人間に変われるかのように感じてしまいがちですが、実は私たちが思うほどには超人的というのでもないのかも知れません。
私たちが自分がその様に変化する事をイメージする時、やはりどうしても3次元の常識を持ってイメージする傾向があると思います。
つまり、不安や困難を感じながらも正面からそれを乗り越えていく強さを手に入れると感じてしまうのではないでしょうか。
しかし、実際にはそれは根本的に方向性が違っていると思うのです。
「不安や困難を感じながらもそれを乗り越えていく」というのではなく、「不安や困難を感じなくなる」という事だと思うのです。
つまり、アセンションと言うのは、これまで私たちが歩んできた3次元のゲームの中でより強くなっていくというものではなく、新しい4次元以上のゲームにログインするために3次元ゲームのルール・常識から抜け出しそうしたものを感じなくなっていくという事だと思うのです。
それを、不安や困難を正面から乗り越えると言えば、それをそういう事も出来るのかも知れませんが、それは不安や困難を感じながらもそれに振り回されないというのではなく、不安や困難そのものを感じなくなるというのが正しいところだと思います。
世界の見方や捉え方といった、世界観を根本的に切り替えることによってこれまで感じていたものを感じなくなり、これまで感じなかったものを感じるようになるというのが始めの一歩になるのではないかと思います。
パラダイムシフトというのも、結局は波動上昇によって起こるのですが、私たちは波動上昇を直接感覚的に捉える事はなかなか難しいので、その現われとしてのパラダイムシフトを意識していく事が良いのではないかと思います。
そういう意味からも、次のように現象世界の動きに意識を向けすぎるのは、3次元のゲームの中に入っている事を意味するのですが、それも今の私たちの経験を楽しむために軽く抑えておくという意味では、それなりの意味があるのかも知れません。
現象世界では、かなり旧システムの崩壊が近づいてきています。実態は既にかなり末期的なのですが、主導者たちがさじを投げ出さないために延々とゲームが続けられています。
1つの可能性としては、崩壊と言う形が表面化する場合が考えられ、他にはギリシャでの主導権がロシア等に移行し、崩壊の表面化は一時しのぎされる可能性もあるのかも知れません。
中国では不動産会社が資金繰りに窮しており、そうした事例が次々に持ち上がってきており、昨年から順を追ってその規模も大きくなってきています。
色々な意味から、今年は大きく変化が始まる年になりそうですね。