アセンションの時代

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3次元から5次元へ

言葉で伝えると言う以上は、どうしても受け取る側の捉え方によってその意味が様々に変わってくることになります。また、表面的に意図したとおりに伝わったとしても、その前提や背後にかくれている趣旨までが正確に共有できているとは限りません。

同じ人が同じ意図を持って伝えていても、その裏に隠れている前提や趣旨に対する共有具合によって矛盾しているように受け取れるかも知れません。あるいは、伝える内容がまとまっていないために、実際に矛盾している場合もあることでしょう。

そうした時には、情報を受け取る側の理解と判断が重要になってくると思います。

しかし、一番良い対応は、相手に確認して見る事でしょうね。

前置きが長くなりましたが、書こうと思ったことが、人によっては矛盾を持って感じられるかもしれないと思ったために、こんな前置きを書いてみました。

アセンションを考える時に、低次元から高次元へ移行するというイメージがあります。

この「移行」という言葉が問題となるのですが、私たちは3次元的に「移行」を捉えると、どこか別の場所へ引越しをするかのように感じてしまいます。

実際にその様に感じられるタイプのアセンションと言うのもあると思います。典型的な例としては、「死」を通してアセンションする場合です。この場合は、異なった場所(世界)へ引っ越すかのように体験する事になるでしょう。

そして、別のタイプとしては、例えば宇宙船に乗って違う星(世界)へ移動するかのように体験する事もあるかも知れません。

これらの2つのタイプは、これまでの環境(地球次元)を残して自分だけがアセンションするタイプのものです。

しかし、私たちが現在経験しているタイプのものは、地球と自分達がともに違う次元(世界)へと移行するタイプのものです。

従って、次元上昇と言っても、違う星へ引っ越すような体験となるのではなく、今いる地球次元の環境もろとも違う次元へと変化していくということなのです。

ただ、私たちの感覚がより多次元的になるにつれて、地球次元が唯一の経験世界なのではなく、多次元的な異なる世界との交流も出てくる事だろうと思います。

しかし、私たちのベースとなる世界はこの地球次元、つまり日常生活を送っているこの世界なんですね。

私たちはこの日常の中に高波動(調和)を定着させ広め、世界そのものを高次元へと変換させるために存在しているのです。

だから、アセンションしたらどこかの夢の世界へ引越しできるかのような錯覚は、少なくとも今回、生きてアセンションを遂げる人たち当てはまらない事なんですね。

私たちは地球環境の中で、環境もろともアセンションをするのです。

この目の前の日常世界の中で自らの波動を上昇させ、世界に高波動(調和)を浸透させることがアセンションの過程そのものなんですね。

そして、その浸透具合によって個人や世界にアセンションを感じ始めるのだと思います。

アセンションって、どこかに引っ越すのかな?という思いも頭の片隅にあったのですが、そうではなくて、この場所この環境のなかで世界と自分が高次元バージョンに変わって行くということなのですね。