アセンションの時代

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「理解」について・「時間」について

私たちは、誰もが例外なく、もともとは高次元の存在であるのです。

つまり、突き詰めれば私たちは誰もが何もかもが光、あるいは一なるもの、あるいは神と呼ばれる存在の一部なのです。

それは、アセンションと言うのは、新しい波動域を切り開くのではなく、元来た波動域へと戻っていく事を意味します。

3次元で長らく生きてきた私たち人間は、「苦労」をしなければ結果が得られないというパラダイムを保持していますが、実際にはそれは正しくはないのです。

私たちは、ただ元来た波動域へと帰っていくだけなのですから、うまく道しるべを見つけ、抵抗をなくして3次元で身につけたパラダイムを手放し、ハートの声に委ねれば、よりスムーズに元来た波動域へと帰っていけるんですね。つまり、アセンション出来ると言う訳です。

その道しるべ、あるいは道しるべとかのように見えるものは、探して見ればこの世界にはたくさん溢れています。

例えば、哲学や宗教と言われるようなものは、それ自体が「道しるべ」を模索するジャンルと言えますし、そうした看板を背負っていなくても、そのようなものはたくさんあります。

その中から、人それぞれに自分の信じた道しるべに従って人生を進んで見る訳なのです。

例えば、思うような結果を得られずに「だまされた」と文句を言っても、それを信じて選択したのは他ならぬ自分なんですね。

従って、より効率的な道しるべを見つけ出すためには、外に存在するものを探すばかりではなく、それ以上に内に存在するものを育てなければなりません。外に存在するものは「答え」や「目的地」ではなく、あくまでも「道しるべ」でしかないんですね。

私も多くの「道しるべ」に何年も前から気付いていましたが、本当に「実感」を伴って何となく理解でき始めたかも知れないと思い出したのが、ようやく最近になってからの事です。

それ以前にも、「理解できている」と自覚していたのですが、その時その時の自分の理解力に応じた理解であって、理解力によってその理解も徐々に変化していくんですね。

チャネリング情報の魅力はそうしたところにあります。私は、気になった同じ情報を、何十回でも何百回でも繰り返し読んだり見たりしますが、そうしているうちに徐々に理解が変わってくるんですね。

「理解した」からはい次というものではないんですね。理解したのは、その時点での自分の理解力を持って理解したということなのです。

興味を持って追求していると、時間など気にせずにそうして深いところへと徐々にでも進んでいけると思うのですが、たくさんの知識を詰め込んで人と競争するような意識でいると、結局は時間と競争して上っ面の知識ばかりを溜め込む事になり、3次元的に見れば知的に見えるかもしれませんが、実際にはあまり進歩してはいないなんてことにもなりかねません。

スピリチュアルにワクワクするか、比較による優越感にワクワクしているかのように感じるかの違いでしょうね。

すでにこの世界は、「その概念を手放しさえすれば」時間と言うものは無くなって来ています。

勘違いしないように抑えておいていただきたいのは、「変化」は存在するが「時間」は存在しないということです。

「変化」が無くなる事はありえません。しかし、その変化をはかる尺度として地球人が生み出した「時間」は、私たちが手放しさえすれば無くなるのです。

私たちは、永遠の「今」の中で変化し続けているのです。

「時間」を主、「変化」を従として世界を捉えてきた私たちの概念は、宇宙的に見てもとてもユニークな概念なのです。

私たちはそのユニークな概念によって、多くのユニークな体験を重ねて来ましたが、惑星地球自体がアセンションを始めており、「そうした古い概念を手放しさえすれば」もう「時間に合わせて変化を強いられる」という体験は卒業する事が出来るのですね。

いつ(時間)までに覚えなければ(変化)ならない。いつ(時間)までに仕事を終えなければ(変化)ならない。いつまでに変化しなければならない。

そうした世界は、終わらせる事が出来るのです。

ただ、それを終わらせるには「時間」がかかりますが、その時間も終わらせようとすればいつのまにか無くなっていくことでしょう。(笑)