アセンションの時代

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「無条件」の愛

次元上昇においてよく言われるポイントに、「無条件の愛」というのがあります。

つまり、愛にも「条件付」の場合と、「無条件」の場合があるという事ですね。

その2つの違いは基本的に、「見返り」を求めるか求めないかという点です。

でも、3次元に存在してきた私たちからしてみれば、「見返り」を求めない愛は確かに美しいかも知れないけれど、その愛に意味があるのだろうかと言う気持ちが無いでもないのではないかと思います。

確かに、物質次元のみが全てとする3次元思考にとっては、誰にも知られない、何の反応も返ってこない、そんな愛に何の意味があるのかと考えてしまいます。

募金箱が置いてあり、誰も見ている人がいないところでお金を募金したとします。

3次元思考にしてみれば、見返りは何も無いわけです。だから、それをするための意味として、少なくとも人の見ている所でカッコウをつけて入れてみたり、新聞に名前が載るように義捐金をしてみたりとしたくなる訳です。

しかし、ひふみ神示はこう言います。人の見ていないところでするように、人に見せながらやるのではおかげが下がるからと。そして、神はキチンと勘定を付けているから大丈夫だというのですね。

これは、どういう事なのでしょうか。

ここで、ひふみ神示の言葉を、もう少し理解しやすいように言葉を入れ替えて見ます。「神」と「波動」を入れ替えて見てください。波動とは神の現れだからです。

すると、波動はキチンと勘定を付けているから大丈夫だという訳です。つまり、その行いによって、その人の波動は確実に上昇圧力を受ける事が出来るという訳です。

そして、より高い上昇圧力を得るためには、純粋な高波動に委ねる必要があるのです。つまり、物質的な見返りと言う低い波動を混ぜ込むことなく、純粋な愛のみによって動く必要があるのです。

そうした行いが積もり積もった時に、結果として波動上昇という形で神(波動)は応えてくれるという訳です。

また、こうした波動の上昇は、個人としての波動に留まらず、地球全体の波動上昇にも大きく貢献する事が出来るのです。一部は全てを含み、全ては一部を含むという訳です。

地球上で最も闇が深かったと言われるこのカリユガの2000年の間、地球からの要請を受けて、多くの高次元の存在たちが光を示すために地球人として転生して来ました。

彼らは時には悟りを開き光を示す者となるのですが、多くの場合は闇の勢力により迫害され殺されるという転生を繰り返して来ました。

しかし、殺されたから失敗であったかというと、そうではないんですね。彼らの波動上昇は闇の勢力を怖れさせ、結果として殺されてしまうのですが、その上昇した波動は地球の波動に刷り込まれ、ようやく今のタイミングでガイアがアセンション出来るところまで立ち直ることができたという訳なのです。

こうして考えると、波動的な見返りを求めているかのように感じられますが、波動的な見返りと言うのは、愛・調和・高次元であり、それを求めるのは自然であり決して悪い事ではないんですね。

そして、3次元的・物質的な見返りを求めれば、ある程度はそれを得ることも出来るでしょう。

しかし、3次元と高次元は相反するものであり、両方を求めることは出来ないということです。3次元の見返りの求め方は私たちは良く知っています。限定された愛を最大限にアピールすれば良いのです。では、高次元の場合は?となった時にカギとなるのが「(3次元的に)無条件の」と言うわけです。

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過去記事 : 太陽と地球(2013.05.04)