チャネリング情報は「誰に」伝えられているのか?
高次元からのメッセージを受け取っているチャネラーの人たちを見ていると、とても興味深く、自分もメッセージを受け取って見たいなぁと思うことがある人は多いと思います。
私も今では、そうした高次元と自分との直接的な対話が出来たらいいなぁと、とても興味を持っています。
バシャールをチャネリングしているダリル・アンカさんなどは、意識の無い状態で文字通りバシャールに体を預ける形でバシャールがメッセージを伝えているようです。
私たちは、チャネリングできる人たちは特別なメッセージを受け取っている人たちだと思ってしまうかも知れませんが、その通りと言えばそのとおりなのですが、そうでないと言えばそうでないとも言えるのです。
チャネリングでメッセージが伝えられたとします。
そして、チャネラーから私達に伝えられます。
この時、チャネラーと私達は情報としては、何の優劣も無くまったく同じ情報を受け取ったと言えます。
チャネラーだから質の良い情報が受け取れたはずだとか、そんなことは多少はあっても騒ぐほどの差はないんですね。
もし違いがあるとしたら、それは伝えられた情報に対する解釈力です。
以前、私はチャネリングが出来てしまっては、あまりにも自分の知識を上回る高次元からの情報に圧倒されてしまい、やがて高次元に依存し自分を失ってしまうだろうから、チャネリングは出来ない方が良いと思っていました。
自分がチャネリングで直接受け取らなくても、山のように多くの質の高いチャネリング情報を、次から次へとチャネラー達が私達に伝えてくれているので、そのようにチャネラーを間に挟んでメッセージを受け取った方が、自分の進歩のためにベストであると思っていたのです。
そして、情報とは波動であり、高次元からの質の高い情報は、高い波動(光)そのものなのです。高い波動が、言葉や文字という3次元の形態に形を変えて私達の目の前に現れているということなのです。
チャネリングのメッセージを文字として見ると、私達はそれをただ紙や画面上に並んだ文字として思ってしまいがちですが、それを読み取ればそこにどれだけの高波動が込められており、それによって自己の内面にどれだけの変化が起こるかを知る事が出来ます。
ただ、それを本当に文字の羅列として読むだけで、それに共鳴する事が出来なければ、光もそのまま通り過ぎていくだけでそこには何の波動も生まれることはありません。
言霊や数霊という言葉があるように、あるいは占星術というものがあるように、この世界に表れてくる全てのものには、その後ろに見えないエネルギー的な波動が隠されているんですね。
だから、単なる文字や単なる言葉・数字ではないのです。しかし、私達は物質こそ全てとして世界を捉えてきたので、そうした事を理解するのが苦手なんですね。
そうして考えれば、チャネリングのメッセージ等言うのは、誰に伝えられているメッセージかが解ってきます。
私は以前、チャネリングのメッセージを読みながら「あなたたち」とは、誰をさして言っているのかを理解する事が出来ずにいました。
チャネラーと身近な仲間に向かっていっているのか?それとも、地球上の人類全体に向かっていっているのか?その辺が良く解らなかったのです。
しかし、今ではそれが誰に向かって言っていることなのかは、良く理解できていると思っています。それは、その情報に込められた波動(光)に共鳴する人々に対して言われている「あなたたち」なのですね。
つまり、チャネリング情報と言うのは、チャネラーにだけ向けられたものではなく、また全ての地球上の人に向けられたものでもなく、その情報に共鳴する人々、つまり、そうした情報に興味を持って読んでいる人々に向けられたものなのです。
ここで私が言いたかったのは、そうした情報に興味を持っている私達は、チャネラーの受け取った情報のおこぼれに群がっている訳ではなく、私達自身の各自に向けて送られたメッセージであるという事です。
もちろん、だからと言って、チャネラーは大したことが無いというものではもちろんなく、高い波動をもって今の時代に奉仕しようと言う愛に溢れた、尊敬に値する人々であることに疑いようはありません。
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