アセンションの時代

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アセンションへの「執着」

アセンションに興味を持っている人が陥りやすい罠に、アセンションへの「執着」があります。置いて行かれてはいけない、アセンションしなければと結果に捉われてしまう事です。

アセンションと言う結果に捉われてしまうと、愛や調和という抽象的で全てを網羅する本質など口先ばかりの建前になってしまい、目先目先のチョットした現象に振り回される事になります。

さらに、それでは不十分だという焦りから「依存」へと陥る事になります。

一時期より減ってきたとは言え、現在でも多くの「ネガティブなチャネリング情報」が飛び交っています。複数のチャネリング情報を掲載してくれているサイトなどでも、普通にポジティブ系とネガティブ系の情報が混ざって掲載されていますし、ネガティブ系に偏った情報を善意を持ってまとめているサイトもあります。

そうしたサイトを運営している人たちは、決して悪意がある訳ではなく善意によってやっているのですが、サニワ(ポジティブ・ネガティブの区別)が出来ていない様に感じられます。

ただ、だからその人達が悪いというものでは全然なく、結局はその情報を自ら選択して読む人たち自身の問題なんですね。そのサイトを利用して、ネガティブ系のやり口を学ぶ事も出来るのです。提供してくれた情報を信じるか信じないかは各自の問題であり、それをサイトさんのせいにするのは的外れであり、「依存」なんですね。自分の力を認めていないということです。

ネガティブ系の情報と言うのは、「依存」と「3次元的実感」を最大の武器にして人々をコントロールしています。

先に書いたように、「愛・調和」という本質の追及に邁進している人たちと言うのは、そうした情報に振り回されにくいのですが、焦りから捉われ依存へという罠にはまっている人たちには、それこそが本物の情報だと思えてくるんですね。

そして、そうした人たちの特徴は「必死」さがにじみ出ている事です。

「夢のような資金はいつになったら配布されるんだ?」
「悪者どもはいつになったら大量逮捕されるんだ?」
「いつになったら私たちは解放されるんだ?」

って感じで、何度予定が延期されてもまだかまだかと情報にしがみついて自分達が助けられるのを「待ち続けて」いるのです。

そうした姿勢はアセンションの本質がうまく掴めていなくて、典型的な3次元のありかたからアセンションに憧れている姿勢なんですね。

誤解の無い様に言っておけば、これが良いとか悪いとか言っているのでは決してありません。差別をするのではなく、区別をするのだという視点から、アセンションの本質を理解するために読み取ってもらいたいのです。

アセンションによって私たちが助けられるなどと言うのは、「とんでもない誤解」です。

私たちをアセンションが助けてくれると思いますか?そんなこと、あり得ないですよ。

それは3次元の内側で完結するアセンションのストーリーです。つまり、単なる3次元世界の妄想であって、4次元へと繋がる本当のアセンションではありません。

本当のアセンションと言うのは、「私たちの」幻想による苦しみが、「私たちの」覚醒によって解放され、結果として「私たちの」波動が上昇し、更なる経験の高みへと移行(次元上昇)することなのです。

誰かがかわりにやってくれる何て、それは3次元世界の内側でのみ活用されてきた思考であって、アセンションとは無縁の世界の話です。アセンションは「自分でする」ものなのです。

もちろん、そこには多くの「サポート」はあります。例えばチャネリング情報は、多くの情報を適時伝えてくれていますし、この平行世界では、地球が破滅しないようにあるいは核戦争が勃発しないように、ガイアの要請を受けて、多次元存在たちが守ってくれています。

社会が崩壊すれば、その混乱を最小限にするために動く人々もいるでしょうし、そこには多次元的なサポートもついています。

しかし、そうした全てはあなたのアセンションのための「サポート」であって、アセンションをするのはあなた自身の波動でしかないのです。あなたの波動は、あなた以外に誰が決めるものでも決められるものでもありません。

これまでに何度も書いてきていることなのですが、みんなと一緒にいればみんなと一緒にアセンション出来ると勘違いしている人が多いように感じられます。

それは、完全な錯覚なのです。

アセンションする人は同じような人たちとアセンションをする世界を経験しますし、アセンションしない人は同じような人たちとアセンションをしない世界を経験します。

物理的に絶対的な1つの地球に私たちはみんなで存在しているという世界観は3次元世界を成り立たせてきた錯覚なのです。

実際には私たちはエネルギー的な世界を、エネルギー的な存在としてデジタルにパラレルに経験しているのです。私たちがこれまで信じてきたように、アナログ的に唯一を経験しているわけではないのです。

そうした現実に気付くために、人間が信じやすい方法として、「量子論」や「相対性理論」の世界観を一般的にやさしく書いた本を読むことを私は繰り返しすすめて来た訳です。

別にそれが必須という訳ではなく、向き不向きはあるので自分にあった所からそれに気付いていけばよいとは思いますが。

いずれにしても、第一に調和的にあろうとする人は、自然とアセンションの流れに導かれていくでしょうが、第一にアセンションをしようと考えている人は・・・、あり方を変えなければアセンションは難しいかも知れませんよ。それだけで全てを判断は出来ませんが。

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