アセンションの時代

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「普通」という異常

私が以前に働いていた職場は、ここ数年で定年や自己都合での退職でいまでは古くからの職員はほとんど残っていません。

先日、退職した職員たちで一度集まろうかということで、昼食会がありました。

その中で、私たちのリーダーであり定年した男性と話をしました。その人は、話の通じる人で、意見が一緒でも違っていても、それなりに意見交換をして気軽に話せる人でした。

その人は、私が退職したことについて「軽率だ」という事がとても言いたかったようでした。しかし、色々と話しているうちにこういう話になったのです。

「確かに言っている事は正しいと思うよ。だけど、普通の人間はそういう生き方はしないぞ。」

「ええ。でも、僕は人と同じ生き方をしたい訳ではないんです。」

私は子供の頃から、スポーツ・勉強にも特に苦労はしなかったし、学級委員をやらされなかった年はほとんど無いんですね。委員長や児童会長もいつのまにかやらされていて、生徒会長は遅くまで学校に残されて説得されたけれど、意地で突っぱねて断ったんですね。

大人たちは、子供の私を褒めました。

「あいつはいいやつだ。いいやつだ。」と。

私はそれで幸せになれると思っていたのだと思います。ああしなさい、こうしなさいと大人たちが言う事は、私(子供たち)が幸せになるためにそう言ってくれているのだと思っていたんですね。(まあ、実際に大人たちもそのつもりで言っていたのだとは思いますが。)

しかし、はしゃいで先生に怒られている子供たちのほうが、言われる事だけをやって自分からは何がやりたいのか良くわからない自分より遥かに幸せそうに見えたのです。

そしてある時、気付いてしまったんですね。

いいやつだ、いいやつだというのは、その子自身にとって良いのではなく、「大人にとって都合のいい奴だ」という事に。

それから私は、人の常識には興味が無くなり、人・世界・命に興味を持つようになりました。

私たちは、「幸せ」や「命」「愛」などについて考える機会を与えられず、逆にあまり意味の無い事を頭に詰め込みさせられる事によってそうした本当の学びの機会を奪われて来ました。

微分積分因数分解連立方程式。覚えていますか?数学の時間に学校で教え込まれたと思うのですが、何か役に立っていますか?英文法、役に立ってますか?元素記号、役に立った事がありますか?

受験では役に立ったかも知れません。では、そもそも受験とは何なんでしょうか?

私はそうした勉強の内容を全否定するわけではありません。しかし、そんな事を学ぶのであれば、もっと学ぶべき事があるのではないでしょうか?

私たちはこうして生きている訳ですが、そもそもなぜ生きているのかを知りません。少なくとも普通であれば。せいぜい、個人的な目的を持ってそれを生きる目的としているのです。

それはそれで大切な事ですが、私たちはまず、命が存在する意味を知らねばなりません。その上で、個人的な目的が生まれてくるのです。私たちは命の意味を知ったうえで、個人的な目的を決めているのではなく、社会から教えられた常識を知ったうえで、それに適した自分の目的を決めていることが多いのです。

私たちは人生と言うマラソンを走っていながら、どこにゴールがあるのかをまったく知らないのです。ただ、走っている最中に世間から聞こえてくる噂話だけを頼りにして、個人的になんとなくゴールをイメージしながら走り続けているのです。

こうした私たちの悲しい生き方というのは、ごく一部の人々によって、意図的に「コントロール」されているんですね。いわゆる陰謀論であり、アセンション的に言えば闇の勢力によるコントロールであり、こういう話は馴染みの無い人はとても嫌う事は重々承知しているのですが、こうした事実に向き合わなければなかなか先へ進めないんですね。

私たちはあまり意味の無い事を、人生でとても重要な十代の間中、受験という仕組みで徹底的に時間を使って頭の中に詰め込まれます。この期間に生きることについてシッカリと学ばせなければ、その後レールから外れたとしても、自力で強く生きていくことはとても難しくなるのです。

その意味の無い詰め込みゲームで拾われた人々が、いわゆる一流大学へ進学して、研究者として学会へ組み込まれ、一流企業で資本主義に組み込まれます。

学会は富豪からの出資金により支配されており、企業も富豪からの出資金により支配されています。それが資本(お金)主義です。

富豪は企業から配当と言う上納金を受け続け、学会を通してお金のにおいのする研究や、儲けを脅かす研究を敏感に察知し、地位や研究費、あるいは除名などでコントロールしています。

例えば、癌の治療法が確立されたら、庶民から富豪へのどれだけの富の流れが断ち切られると思いますか?製薬会社・病院・保険会社・研究所・学会等、それらの株式等の時価総額だけでも天文学的な金額です。
 
癌治療という市場は世界中でとんでもない金額の富を庶民から富豪へと移動させているのです。製薬会社や保険会社、病院等がボランティアでやっているのなら別ですが、それらは利益をあげるためにやっているのです。

その利益は、株主へ配当(上納金)として渡され、さらにそのシステムを大きくするために再投資されるのです。

そうしたシステムを脅かすものは、落ちこぼれとして社会から排除し、大きな影響力を持たせるわけにはいかないのです。

私たちの社会は、想像を絶するマインドコントロール下にあるんですね。信じたくないでしょうし、信じたくなければ信じなくても良いのですが、事実はそういう事なのです。

それを維持する事が、つまりは「普通」あるいは「優秀」であることなのです。

私は実家へ行くと、時々耐え難い環境におかれます。

朝、食卓の上には一面トップに自殺・交通事故・殺人事件等が報じられた新聞が置かれています。ラジオからは、1時間あるいは30分ごとにやはり同じ事件や事故が1日中繰り返し放送されます。

テレビからは、その事件や事故について、人々がああでもないこうでもないと1日中どこかのチャンネルで放送されています。

そして、それらの情報を渡り歩く事が普通であり、「私たちはそれを知的である」と思っているのです。だけど、それって単なる殺人・事故マニアじゃないですか?これが、マインドコントロールの恐ろしさなのです。私たちは「殺人・事故マニア」を「知的な大人」だとなんの疑いもなく思いこんでしまっているのです。

新聞を見るのが知的な大人だと信じ込まされているのです。テレビでニュースや報道番組を見るのが知的であると。そうした話題を話す人が知的であると思い込まされているのです。
 
そうしたマスメディアを支配し直接・間接的にコントロールしているのは、やはり世界の富豪達なのです。
自殺や交通事故が年間何件あるか知ってますか?1週間に何件あるか?1日に何件あるか?知ってますか。

統計上、最近ではいずれもが減ってきている事になっていますが、一時期は自殺は年間3万件、交通事故死亡者数は年間1万人と言われていました。

自殺者は1日約80人。交通事故死亡者は約30人。あと、火災などの報道もよく目にしますね。それも同じような話しです。

こうした情報の中から、たまたま話題になり扱いやすそうなものを選び出して、人々にあきさせないようにある程度異なる種類の事件や事故を織り交ぜながら、途切れることなく人々の日常へと「恐怖・不安」を送り込んでいるのです。

「恐怖・不安」が、マインドコントロールの基本なのです。人々は不安だから、矛盾を感じながらも与えられた社会システムに従うのです。そして、矛盾すらも感じなくなるのです。

今日はたまたまこうした暗い側面からの記事を書きましたが、「そうした闇の勢力をやっつけよう」と言いたい訳ではありません。

今から金融・経済を始めとして、社会システムが激しく崩壊を始めますが、それは、これまでの調和を欠いた、分離的・支配的なマインドコントロールによるシステムが、その搾取的側面による富の偏りにより行き着くところまで行き着いた結果として「自滅的」に崩壊を始めるという事を理解しておいていただきたいのです。

アセンションと言う流れは、これを3次元的な旧システムの崩壊として捉え、崩壊と同時に4次元的な調和的システムへと移行していく流れをいいます。

ある程度アセンションを理解されている方にはわかると思いますが、全ての人がその流れに乗るわけではありません。その流れに乗る事を選択し、自ら乗る人だけがそうした世界へと進んでいくのです。

マインドコントロールは、私たちの世界観までをも完全にコントロールして来ました。

超能力や幽霊やUFOという多次元的な現象を、主要メディアではくだらないとして無視を決め込み、他のメディアなどでバカバカしいと茶化したりして、そうした現象をも組み込んだ本当の多次元的な世界観へと人々が気付く事を押さえ込んで来ました。

私たちは唯物的な世界観を信じ込んでおり、エネルギー的なパラレルな世界観を理解できなくなってしまっているんですね。

私は、今日こうしてここに1つの「材料」を落とした訳ですが、これを自分の世界に引き込んだのはあなた自身の選択なんですね。

そして、これを「バカバカしい」、「ふ~ん。」、「えっ?そうなの?」、「やっぱり。」等々、この材料をどう料理するかもあなたの選択次第なのです。あなたはその選択を人から押し付けられるべきではありませんし、そもそもそんな事は不可能なのです。

こうして、あなたは自分で材料を引き寄せ続け、それによって自分がどういう存在であるかを決定し続けて自分の経験世界を選択し、世界を創造しつづけているのです。
 

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