アセンションの時代

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ソウルメイト

ソウルメイトという言葉があります。魂の友達という感じでしょうか。

私たちは、この言葉を持って、とても気のあった心からの共感を持てる親友や恋人などを思い浮かべたくなります。

確かにそうした人々を始め、自分の人生に関わる全ての人、その中でも特に深い関わりを持つ人々はソウルメイトであるのだと思います。

私達は、無限に存在する魂の1つ1つであり、この世界に存在する事によって「お互いの経験を支えあっている」のです。

例えば、自分しか存在しない世界を思い浮かべてください。誰もおらず、生き物も植物も無く、大地すら存在しない、ただ自分だけがいる世界。

そこでは私たちは何も経験する事が出来ません。

色々な物があり、色々な動植物がおり、色々な人々が居て様々な環境が織り成される事により、私たちは多様性にとんだ世界を経験する事が出来ているのです。

私たちは、そのように自分の世界に存在する全てのものたちによってその経験を支えられており、また、それらの全ての経験を支えてもいるのです。

その中でも、特に強いつながりを持つソウルメイトというのは、必ずしも思いを共有できる人たちばかりではありません。

私たちは、様々な試練によって、より大きく成長する事が出来るものです。そうした経験を支えてくれるのは、得てして自分とは異なる、あえて言ってしまえば「腹の立つ」人たちである事が少なくありません。

私は子供の頃、プロレスが大好きでしたが、プロレスラーの儲けというのは、ヒーローよりも悪役のレスラーの方が儲けがいいんですね。

なぜなら悪役は人々から嫌われる嫌な役だからです。しかし、悪役が居なくては、リングの世界は盛り上がらないんですね。

私たちの魂の学びとしてのこの世界も、ある視点からは同じ事が言えるのです。

魂の友、ソウルメイトであるからこそ、自分が成長する苦難を演出してくれるのです。

私たちはこれから、日常の世界の中での役割と共に、魂の世界からの役割をも認識する必要があります。

例えば、これから様々な情報公開により、世界を支配してきた人々の悪事が知れ渡っていく事になりますが、その時に大きな2つの流れが生じる事が予想されます。

1つは、解放された事を喜び、新しい世界へと意識を向ける人々。

そしてもう1つは、影で世界を支配し搾取・コントロールしてきた人々を徹底的に懲らしめるという事に意識を向ける人々。

新しい世界へと意識を向ける人々は、4次元の世界へと向かっていくことになります。しかし、搾取者達を罰する事に意識を向ける人々というのは、3次元の世界を循環し続ける事になります。

視点を3次元におく限りは、そうした人々を罰するという事は当たり前のことなのですが、そこで私たちはこれまでのように3次元に居続けるのか、4次元へと歩を進めるのかを各個人自らで選択しなければなりません。

そうした搾取者達は、ある意味ではみんなのソウルメイトとして、みんなの3次元的な経験を支えてくれていたんですね。魂の視点からそうした搾取される経験が嫌なのなら、そもそも私たちはこの世界には来ていないのです。

私たちの魂自身の成長に必要だと感じたからこそ、私たちはあえてこの分離的な世界を選択して来たのです。

だからと言って、この世界にあってそうした人々を褒め称えるという訳ではありませんが、そうした人たちの役割は終わったのだという事を理解し、「追ってとどめを刺す」必要はないのです。

彼らの搾取者としての役割は終わったのであり、私たちはそこから解放された未来に意識を向ければ良いのです。

私たちは、いかに徹底的に搾取されてきたのかを知らないために、それが公になるほどに抑えがたい怒りが湧き上がってくるかも知れません。

しかし、彼らのソウルメイトとしての役割が終わったのだという事を理解し、私たちの貴重なエネルギーを「追ってとどめを刺す」ような事に浪費しない事が大切だという事を理解しておくことは重要だと思います。

大切なのは、罰する事ではなく、その経験をいかして自分の波動を上昇させる(調和的な存在となる)事なのです。

その経験に捉われて、分離の思考をむき出して相手を罰するために波動を下げた(分離的な存在となる)のではせっかくの経験が台無しです。(それはそれで波動低下と言う学びにはなりますが、それは今までに学んできた事であり、アセンションの最中である今ここで、またしても繰り返し経験するような事ではありません。出来るのであれば。)

これから私たちに起こることは、このように全てを多次元的な視点から捉えなければ、波動上昇へと上手く繋げる事が出来ません。つまり、このブログで繰り返し書いてきているように、「パラダイムシフト」がまず必要なんですね。

テレパシーとかライトボディとかという話はその先の話であって、SF的な体験に憧れる前に私たちにはまずやる事があるのです。
 

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