「自分の道を楽しむこと」
頂いているテーマからはちょっとそれるのですが、ここのところ気になっていることがあるので、１つ記事を挟んでおきたいと思います。
アセンションを考える時に、この門はとても狭き門で、理解困難なチャネリング情報等の世界についていくことが出来る、ごく一部の人たちだけが次元を上昇し、後の自分たちはついて行けずに3次元の分離の世界に取り残されてしまうのではないかという事を恐れ心配している人達がかなりいるように感じています。
まず、順を追って理解してみたいと思いますが、私たちは分離を基調とした3次元の世界に生きて来ました。戦争などはもちろん、学問と言う学びの喜びや、仕事と言う社会との調和さえもが「競争」と「生き残り」をかけた争いの場になっているような世界です。
しかし、そうした世界に疲れ果てて疑問を抱き始めた私たちは、ようやく4次元の調和を基調とした世界に、経験の場を移せるまでに波動を上昇させて来ました。そして、現在3次元から4次元へと次元を移行している真っ最中にあります。
つまり、私達という集合的な人類の波動は、その次元上昇が可能な波動域にまで波動が上昇しており、私たち全員はその波動域に含まれています。
ただ問題は、「分離」という競争・争いが大好きで、その中で相手を負かして勝つことで人の上に立ち優越感に浸りたいというような人達が、まだたくさんいるんですね。
そうした人達は、これまでの世界では「優秀」だとされ、その優越感を手放す事が出来ていないのです。それを手放さなければ、そうした人達はその自らの選択が尊重されて、3次元の世界に自ら残る事になるのです。
そうではなく、調和を求め競争・争いのゲームから自ら降りる人達は、その足によって4次元へと歩を進めることになります。行き先はチャネリング情報や、ライトワーカーと言われるような役割を担った人達が、導いてくれる事になっています。
ただ、争い（勝ち負け・優劣という競争）が好きな人達は、そうした光が眩しくて目障りに感じられるんですね。しかし、本当に調和を求める人たちには、それがキチンと本当の自分へと導いてくれる光だという事が理解できるのです。
そこがとても大切なことなんですね。
光を光として理解できれば、自分のペースでそこへ進んでいけば良いのです。意外と思われるかも知れませんが、光を進むべき方向として理解できない人達が大勢いるんですね。
争いを好む人たちからすれば、その光は「甘ったれて非現実的な戯言」だと感じられるのです。この世界では、そんな甘い事を言っていては生き残れない。生き残りたいのなら人よりも頑張って、成果を出さなければならないと信じているのです。
そして、実は3次元的に優秀な、そうした人たちの考えを信じて受け入れてしまっている人達が、分離に疲れながらも「自分は3次元の世界に取り残されてしまうのではないか」という不安に恐怖している人たちなのです。
積極的に分離を握っている人たちと言うのは、なかなか外から調和への影響を与えることは出来ないんですね。正直なところ、かなり難しいのです。
しかし、分離に疲れて不安に苛まれていながらも、これまでの3次元の分離的な価値観を受け入れてしまっている人達が大勢いるのです。
アセンションと言う4次元の調和に引かれながらも、3次元の現実のなかで与えられた分離的な価値観を手放せない人達です。
そうした人たちに私が望むことは、これから3次元のシステムが崩壊し、そこから放り出された時に、周囲の人たちと助け合って調和的な方向へ向かうように、常に意識し続けて欲しいということです。
これからの混乱は先の大震災での混乱の比ではないと思います。あの時、被災地は日本の一部の地域でしたが、これからの混乱は一時的に、日本全国そして世界全体を覆い尽くすと思います。
そこでは、命を賭けて「争うのか分け合うのか」を問われる場面が多々あると思います。それが4次元への最終試験なんですね。そこで分け合うことが出来るかどうかということなのです。
口先で綺麗ごとを語るだけ、つまり、知識競争の延長として、調和に関する情報をたくさん頭に詰め込んであるだけではダメなんですね。問題は、自分が調和的な存在となれているかどうかなのです。
調和的な存在となれていれば、例えチャネリング情報等の知識を理解していなくても、分け合うことが出来るんですね。つまり、4次元へと歩を進められるのです。
私たちは、今の時代に人間として生まれているという事で、4次元への波動的な受験資格を既に持っているんですね。今回のアセンションは、一部の精鋭だけに許された特別な挑戦ではないのです。
かつては、人を殺して出世する事で、家族で喜び合っていた時代があったのです。殺しあう事が問題解決の方法であった時代があるのです。
そう考えれば、自分の波動が3次元の人間としてはかなり高いという事が理解できるでしょう。
調和を求める自分のハートを信じて進むのか、3次元的社会から与えられた競争と生き残りのマインドを信じて進むのか、本質的にはそれだけの事なのです。
チャネリング情報などでは、そんな単純ではない様々な理解不能なことも伝えられていると感じるかも知れませんが、基本的にチャネリング情報は4次元を目指している人たちに直接伝えられるものばかりではないんですね。その多くは5次元以上へ戻ろうとしている人たちに伝えられているものなんです。
だから、チャネリング情報が理解できないから4次元へ行けないかも知れないという不安は、まったくの見当はずれなのです。4次元と言うのはもっと現実的に近くに存在している波動世界なんですね。
そんな訳で、不安や恐れには意識を向けない方がいいんですね。なぜなら、不安や恐れを感じるという事は、調和的なありかたよりも、3次元の分離と生存競争のありかたを信じているということの現われなのです。
例えどんな環境にあろうと、仕事に追い回されていようと、まず今ある場所で、調和的な自分を表現していく事が大切だと思います。ただ、それだけが大切であり、波動がどうとか次元がどうとか言うのは、ただその結果として現れるものでしかないのです。
とにかく自分を信じて笑っていきましょう。私たちは永遠の存在なんです。永遠ってわかりますか？永遠ですよ。
私たちが分離と言う幻想に捉われさえしなければ、何も恐れるものなどないのです。だって、私たちは永遠の存在の中で、今、3次元から4次元のアセンションという超特別な体験をしているところなのです。
このブログで書いていることの多くも、4次元と共に5次元にも関連が深いことが多々あります。理解できないところを見つけて不安になるのではなく、理解できるところを取り込んで、自分の踏み台として利用してください。
楽しんで行きましょうよ。その経験と成長を楽しんでいるのであって、仮に次元上昇出来ても出来なくても、私たちは永遠の存在なんですよ。永遠ですよ。
永遠が理解できれば、この今と言う瞬間の大切さも、きっと理解できると思います。
永遠と言うのは、終わりなき「今」なのですから。
幻想（分離）はやがて終わりますけどね。
← よろしくね～。
